アコアのブログ

暴力あるいは暴力の影響を受けた女性たちの回復支援/当事者団体(福岡市) NPO法人アコアのブログ                        自助グループMTG /カタルシス瞑想会 / ARTプロジェクト/Dance WorkShop / 女性のための福祉サービス自立訓練(生活訓練)事業所「アミーガ」(藤崎)

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DV被害者の自助グループ(勉強会) 感想

こんにちは、アコアのヨーコです。

ご報告です。

9/2(木)1回目の開催無事終了しました。

今回は3名の参加でした。ご参加ありがとうございました。

参加者の皆様の感想です。

 

【Aさん】

森田ゆり著「ドメスティックバイオレンス愛が暴力に変わるとき」
読み合わせを終えての感想
 
はじめにの項
被害を訴えても
『あなたが彼を怒らせるからいけない』
と、ありました。
この言葉は私も事あるごとに
現場を見てもないのに、色々な人から
投げられてきた言葉でした。
その度に
具体的に私の何がいけなかったの?
どうしたら良かったのか教えてよ!!
言えなかったけど叫びたかった。
読み合わせで、きちんとDVと
向き合えそうだと思いました。
 
 
ドメスティック=家庭内、家族内、国内
バイオレンス=暴力、暴行
言葉を訳すると家庭内暴力となるようですが、
私はこの章を読んで、
閉鎖的な空間で行われる声を上げにくい、
助けを求めにくい暴力だと思いました。
 
公衆衛生の項では
この問題を国は早急に、
コロナ対策と同じように、
公衆衛生として位置づけ
対策、法的な支援を確立して
欲しいと感じました。
 
DVの定義の項では
今現在のDVは配偶者によるものだけではなく
性別も年齢も多様化しているように思います。
また決めた法律はあっても、
こうしたからこうなったのような
定義はないように思いました。
また日本での予防教育プログラムを、
早急に作成して学校教育も含め
防止教育をして欲しいと思います。
 
初めて出会ったバタード•ウーマンの項
配偶者に暴力を受けて大雨の中
他人のドアを叩くのは、
とても勇気が必要だったでしょう。
Sさんが勇気を出して良かったと思いました。
でもDVを行う人は暴行後
優しくなって謝る🙇‍♂️🙇‍♀️
だから何度も痛い目に
遭う事になるんですよね。
本当にこの章は自分とリンクしました。
だからSさんが離れる道を選べて良かった。
 
日本のバタード•ウーマンの項
『階段から突き落とされるのよくあるものね』
『殴られて大きなあざを顔に何度も作ったけど、おかげで男をじょうずにおとなしくさせるこつは少し身につけたわ
日本の妻は戦時中の男尊女卑が
そのまま染み付いて
人権や人格さえも無かったように感じました。
でも
『夫婦のあいだでどのような確執があるのか知らないけど、何があったとしてもあなたは殴られるに値する人ではない。あなたにはなんの落ち度もないんですよ』
虐待を笑い飛ばしていた妻たちは
本当は心の中で泣いてたのかもと思いました。
だってこの言葉で夫と別れて
更にDV被害者の支援の為にシェルターを
作る側に動いてるんですから。
私もバタード•ウーマンとして
同じ立場の人を守りたいです。
 
私が警察沙汰になってもおかしくないほどのDVを受けたのは高校1年生15歳の事でした。
それから39年相手は変わっても、未だにDVの
被害に遭い続ける私•••••
この勉強会でDVのない世界の
住人になりたいと願っています。😊👍
 
次回の
第2章暴力の恐ろしい魔力
読み合わせが楽しみです。
 
    by Angel👼
 
【Bさん】
"知ることで強くなる"

1人で読むよりも、こうして仲間と一緒に読み感想をシェアすることにより、違った感じ方、捉え方を共有出来、著者の伝えたい事がより深く伝わりました。
もっと多くの方に参加して欲しいなと強く感じました。

当たり前に女は男を立てるなどの考えを刷り込まれたり押し付けられたりして疑問にすら感じない人々・社会の中で、ジェンダー問題に疑問を持ちいち早く気付いた女性たちが30年以上かけて訴え続けてきた活動、運動、行動によって今DV被害の顕在化が進み、私自身にとってもやっとDVが"自分ごと"になったんだなと感じます。
暴力を受けているのにそれに気づかない。
暴力には様々な種類のものがある。
被害の判断のしやすい身体的暴力から、目に見えないけれど蓄積し、増大していく精神的、性的暴力など。
それ故に、私達は無自覚に被害を比較して自分は被害者ではない、当事者ではないと思い込み、DV問題も特別な一部の人達の問題だと捉えてしまっているのではないかと思います。
社会全体の意識を変えなくてはこの問題は解決に向かわないと思います。

第二章以降の読み合わせも楽しみです。
 
【Cさん】
初めての読み合わせグループでした。
社会的な観点からDVや暴力、ジェンダーについて、仲間の声も聴きながらだったので、ひとりで読んでいた時よりも深い部分で感じることができました。
社会がいかに暴力に関して甘い認識を持っていたのか・・そのしわ寄せが、弱い立場のこどもや女性たちの我慢や自己犠牲、自己批判や低い自己評価につながってきたのだと痛感できます。DVや虐待が「公衆衛生」の問題であると理解することは、DVや虐待が個人的な問題として収まりきるものではないこと・家族メンバーだけで解決できるようなものではないことを明らかにしてくれます。妻や母親の役目に縛られ、自責や自己否定で自分を追い詰めてしまう時代はお終いにしましょう。
ひとりで読むのはしんどくなるけれど、仲間と一緒に読み合せることで、落とし込むことができる。ここでもやはり仲間の存在はちからになります。「エンパワーと人権」の章の読み合せが今からとても楽しみです。私たちに内在する力や個性、魅力を、仲間とともに取り戻していきます。  

 

次回は9/16(木)、30(木)、10/14(木)、28(木)です。

いずれも、21:00~22:30の開催です。

参加ご希望の方は、

1.LINEの”あこあOnlineMTG🌸202004”

(登録されている方はこちらでお申し出ください。)

2.npoacoa@gmail.com

 (LINEグループ未登録の方はこちらへメールでご連絡ください。)

 

皆さんのご参加お待ちしています。

acoa.hatenablog.

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今日一日のアファメーション9月7日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

9月7日 自分に過剰な期待をしないで

 

自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

 

自分に過剰な期待をしていませんか。

回復をはじめたとたんに、自分は完全に健全な人間になるはずだと思い違いをしていませんか。常に幸福であるはずだと思い込んでいませんか。

こうなりたいと思っただけで希望がかなうのは、おとぎ話の中だけです。

こうなりたいと思うのは、最初の第一歩。

次からの一歩一歩に努力が必要です。

自分の人生のおおまかな地図をつくってみましょう。

自分のつくった地図が現実に合わない場合は地図をつくりなおしましょう。

ある道があまりにも曲がりくねっていたり、デコボコして穴だらけだったら、違ったルートをとってみましょう。

行き止まりの道は、何回行っても行き止まりに到着します。

一回通ったら、その道の特徴を知りましょう。

自分に過剰な期待を寄せないで、しかも希望を失わないよう、着実に歩いていきましょう。

 

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子どもを生きればおとなになれるシリーズ⑭~アコアOnline Book Salon

※『アコアOnlineBookSalon』は「コロナウィルス感染症:いのちとこころを守るSOS基金」に寄せられた市民の方のご寄付によるご支援を頂き2021年12月末まで行う事業です。

 

Twitter ⇒ @acoaBookSalon

 

担当:伊藤 楓

「子どもを生きればおとなになれる」

著者:クラウディア・ブラック

水澤都加佐 監訳 / 武田裕子 訳


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皆様こんにちは😊楓です。


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑭です。


前回のシリーズ⑬では、「インナーアダルトを育てる

について書きました。


今回のシリーズ⑭では「核となる5つの力

について書いていこうと思います。


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前回も書きましたがふりかえりをしようと

思います。

シリーズ⑬「インナーアダルトを育てる」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/09/03/120000


「インナーアダルトを育てる」については、「今、ここ」に焦点を当てた作業です。

インナーアダルトを育てる上で大切なものは、

「おとな」としての土台を作るということです。


 しっかりと自分の面倒をみることができる。


 自分を幸せにする責任を自分で負えるようになる。


これこそが本当の意味でおとなになる

いうことです。


▫️核となる5つの力


▫️ステップとプロセスについて


1.まず最初は、自分を確認しありのまま認める

ところから始めてみる。

それができると、コントロールを少しずつ

手放す練習がより安全なものになります。


2.コントロールを手放してみる

強烈な感情をどう扱ったらよいかと言う課題に

つきあたります。


感情の正体をつかみそれを表現する


・感情を表現できれば、自分のニーズに気づきます。


・ニーズを満たすために限界と境界を設定する


【まとめ】

このように取り組むことで、自分の感覚

(自分は本当はどんな人間なのかということ)

が育ってくる。


コントロールを手放すのが怖いと感じたら?

困難な課題に突き当たったとき


・自分の感情を受けとめる


泣きたくなった時は泣く

泣いたからといっておかしくなるわけではない

ということを思い出してください。


怒りがわいてきたら?

自分を破壊しようとする必要はありません。

自分が何を必要としているのか、

見分けられるようになってください


⚠︎不安になると、自分の感情が怖くなり

痛みの中を歩いていく努力をやめたくなります。

ひとつづつ辛抱強く、安全に回復プロセスを

進めてください。


⚠︎5つの力は、それぞれ別々のままでは十分な

強さを発揮しない。

境界があって初めて自分のニーズをきちんと

満たすことができるし、ニーズが満たされることで

さらに自分の価値を確認できるというように、

5つの力が組み合わさることでより自分らしく生きられるようになるのです。


――


【大人としての土台 インナーアダルトを育てる】

▫️核となる5つの力


 自分を認める力


▫️子どもは、親からの確認を必要としています。


・泣いているとき

「悲しいんだね」と言ってもらうことは、自分の

感情の確認となり、悲しんている自分を

認めてもらえたという安心感となる。

感情をだしていいのだという確認になります。


・何かに失敗したとき

「もっとがんばらなければダメ」と叱られる

のではなく「がっかりしているんだね」「悔しいんだね」

まず認めてもらうことは、

行動の結果にかかわらず、自分に関心を持って

もらえるだけの価値があるという確認になります。

自分の感じでいることには意味があるという

確認となるのです。


「自分はここにいていい」という確認となる


子どもは必死にたくさんの確認を求めます。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


たくさんの確認を得られた子どもは、

自分のことを自分で認められるようになります。

つまりおとなになって、他人からの承認に頼らずに

自分の価値を確認でき、自分の感情を認めることができ、

自分のニーズや欲求を認められるようになるのです。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈p121より


▫️子どもが気づいてもらえず、支えてもらえず、確認をもらえなかった場合、子どものニーズを

無視され、存在を認めてもらえなかった場合


子どもが親を気遣ってあげた時

良い成績をとった時

親のニーズを満たす行動をした時


そのような時だけ親に認めてもらえる。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


子どもが自分の価値や自分の存在意義に

気づいていくとき、その感覚を育てる

材料となるのは他の人が自分に対して

どんなふうに接するかということです。


自分がかけがえのない存在てあり、

価値があり、大切なのだと保証してくれる

言葉を、子どもは絶えず必要としているのです。


確認を得られずに育った人は、

他人から認めてもらえるかどうか、他人が自分を

どう思っているかどうかということを、

非常に気にかけるようになります。


子ども時代に「何をやってもまだ足りないのだ」

と思い知らされてきた人にとって、自分で自分を

認めるのは簡単なことではありません。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈p122より



おとなから受け取った「間違った思い込み」

を誰かから叩き込まれるでもなく、私たちは

心の中にそれを取り込み、自分に向かって同じ

メッセージを繰り返してきたのです。


・自分を厳しく批判する

・これでいいと妥協できない

・他者が拍手喝采してくれない限りこれでいいと思えない

010、白か黒など極端になる

・自分にも他人にも完璧を求める

・自分にだけ完璧を求める

・自分の失敗を極端に責めてしまう

・自己否定を日々続ける

・自分を失敗作だと思い込む

など


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

私たちは人として成長していく価値があるし、

自分の成長を喜び自分のことを好きになるだけの

価値があります。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈p123より


・自分を育てなおすプロセスをふむ

・自分自身を確認する

・一歩を踏み出す


これらを行うことで、ありのままの自分を

本当に認めはじめたとき、外からの

確認を求め続けなくてもよくなるのです。


・他人に依存しないですむ。

・回復のプロセスを進んでいることを

理解するようになる。

・自己確認ができるようになる

・かつてとは違うやり方で行動できる

(コースを変えられる)

・自分が進歩しているのがわかる

・自分を褒めることができる

・自分に声をかけ励ますことができる

・進むべき方向がわかる

・希望が持てる

これらが、回復を続ける助けとなります。


小さな一歩を進めるたび、自分に拍手してください。 


①自分を認める力 いかがでしたか?


私は、学ぶ前はずっと自己否定が

やめられませんでした。


自分を責め自傷行為を繰り返し、

とにかく必要のない人間だと思い込みました。


両親や施設職員、教師を恨み、

自分を責め、自分の感情を蔑ろにし捨てていました。


そうすることを繰り返しストレスを

発散していた「つもり」になっていました。


とにかく、自分を責めることが正しいと思い込み

他者に褒められてもそれを信用せず、

褒めた後に必ず貶されるだろうと身構えていました。


これらは、他人からの間違えたメッセージであり、全て勘違いと思い込みだったのです。


自分で自分をいじめ、貶し、酷い目に

合わせることはもうやめました。


コースをかえることを学び、他者との境界を知り

感情を出してもよいこと、言葉で発してもよいこと、

様々なことを学びました。


これからも学びは続きます。

回復のプロセスは、長い道のりです。

著者が言ったとおり、

"しっかりと自分の面倒をみることができる。"

"自分を幸せにする責任を自分で負えるようになる。"

私にとって、このふたつは先の人生でも

何度も役に立つと思います。


本当の意味でおとなになること。

自分を認め受け入れ、ありのままの自分を

大切にすること。


数年前、私は様々な回復のプロセスを知った限りは

やってみようと思い、初めたことが

何よりも自分の進歩だと思えた日がありました。


そう思えた日が人生のコースを変える

きっかけとなるのではないでしょうか。


シリーズ⑭を読んで下さりありがとうございます。


次回のシリーズ⑮では

「核となる5つの力 ②コントロールをある程度手放す力」

についてまとめています。

今回の記事と合わせて読むことをおすすめします。

 

❁✿✾担当:伊藤  

毎週、月曜日と金曜日。月に計8回で更新しています  ✾✿❁︎


-----------------------------٭.*・゚ .゚・*..*٭

 

完ぺきかどうか、正しいかどうかを

判断するのではなく、ありのままの自分を

確認し、自分の進歩を確認することが大切です。


クラウディア・ブラック

 

―――


様々な本に出逢える幸せと

この記事を読んで下さる皆様へ感謝致します。

 

-----------------------------٭.*・゚ .゚・*..*٭


【伊藤 :前回ご紹介した本】


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ①

「何を喪失したのか分からない」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/16/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ②

子どもが「見捨てられる」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/19/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ③「境界の混乱」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/23/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ④「喪失が与える影響」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/26/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑤「現在の痛みのサイクルに気づく」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/26/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑥「痛みに対する感情の反応」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/06/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑦「痛みに対する感情の反応【激怒】」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/09/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑧「痛みに対する感情の反応【うつ】」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/13/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑨「痛みに対する感情の反応【うつの急性症状】」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/16/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑩「痛みに対する行動上の反応」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/20/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑪「痛みに対する行動上の反応」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/23/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑫

「自由への4つのステップ」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/27/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑬

「インナーアダルトを育てる」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/09/03/120000


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「考える人とおめでたい人はどちらが幸せか」

シリーズ①「考えることを楽しめ!」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/09/120000


「考える人とおめでたい人はどちらが幸せか」

シリーズ②「どうして学校に行かなければならないのか」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/12/120000


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「世界最高の教室」シリーズ①

「生きる力をつける」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/28/120000

 

 「世界最高の教室」シリーズ②

「問題解決型学習」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/02/120000


 「世界最高の教室」シリーズ③

「自己主導性」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/05/120000

 

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「新・子どもの虐待」

 

シリーズ①「子どもの虐待対応フレームワーク」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/04/120000



シリーズ②「エンパワメントとレジリアンシー」についてhttps://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/07/120000



シリーズ③「子ども観と子ども像」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/11/120000



シリーズ④「体罰の六つの問題」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/14/120000



シリーズ⑤「怒りの仮面」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/18/120000



シリーズ⑥「性的虐待の深刻さ」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/21/120000



シリーズ⑦「DVが及ぼす影響」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/25/120000

 

 

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〇エンパワーチャンネル1/2

「社会的養護の当事者が語る 前編 伊藤 楓」

https://youtu.be/0wA-6n-uDy0

 


〇エンパワーチャンネル2/2

「社会的養護の当事者が語る 後編 伊藤 楓」

→ https://youtu.be/KTi7y8lQx8Y



〇エンパワーチャンネルhttps://youtube.com/channel/UCifhmLrFFzWMz5Eq8mr-hTA

 

 

チャンネル登録よろしくお願いします

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今日一日のアファメーション9月6日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

9月6日 喜びや楽しみを受け入れる準備を

 

自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

 

心の痛みや苦しみを取り除くには、心の中に、喜びや楽しみを受け入れる準備ができていなくてはなりません。

苦しいから、心が痛むから、つらいからと言って、その痛みが止まるよう祈っても簡単に止まるものではありません。

心の痛みや苦しみを取り除くには、痛みや苦しみを取り去ってもよい環境ができあがっていることが必要です。

しっかりした土台を築き、心の準備をすることが大切です。

まず現実を認識し、次に現実を受け入れ、そして変化への行動へとつなげていきます。自分が、どのような人生を送りたいか希望をはっきりさせ、自分が生きていくのに必要な技術を順順に身につけていきます。

過去の古い、役に立たない行動を少しずつ切り捨てていきます。

あなたは、喜びや楽しみを受け入れる心の準備ができていますか。

そうしたら、心の痛みや苦しみを取り去ってもいいのです。

 

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「死について41の答え」~シリーズ⑧ アコアOnline Book Salon

 ※『アコアOnlineBookSalon』は「コロナウィルス感染症:いのちとこころを守るSOS基金」に寄せられた市民の方のご寄付によるご支援を頂き2021年12月末まで行う事業です。


「死について41の答え」

 

著者 OSHO

担当:くまたん

 

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こんにちは、くまたんです。


今回もOSHOさんの

「死について41の答え」を

ご紹介させて頂きます。


よろしくお願いします。



◯「死について41の答え」〜シリーズ⑧


死は最後のタブー(p17)にて


"死は存在しないと繰り返し唱えても


死を否定することはできない


死は知るべきもの、出会うべきもの

生きられるべきものだ


あなたは死となじみにならなくてはならない"


この本を読み始めるまで、なんとなく死とはなんなのかを感じていながらも心や体、思考から遠く離れた場所にしまいこんでいました。


いつかは自分にも訪れるようで

訪れないもの、認識できないもののように

捉えていた自分に気付きました。


それはあたかも、自分の悩みやテーマに気づきながらも目を背けていた昔の自分のようでした。


私はこの本を読んで死について考えるようになりましたが、著者の言う事が全てではなく、1つのきっかけとして、それぞれが思う死についてを考える機会にしても良いかもしれませんね。


必ず来るものに対して、恐怖や不安といった負の感情だけではなく、それが訪れるその日をどう迎えるか、どう受け止めるか、それまでをどう生きていこうかと前向きに捉えていきたいと私は思います。


必ず訪れるその日まで。


  「 第2部 未知なるたび」 p147より


"死とは運命だ。


それはそうでしかありえない。


〜中略


死に関する間違った考えが人類に入り込んでしまった。


死は敵だという観念だ。"


〜中略


しかし、人は間違った態度を身につけたために、その間違った態度が葛藤を、戦いを、暴力を生み出す。死が生に反するものだと思う人はけっして非暴力にはなれない。 それは不可能だ。


いつから、死に対して敵意を持ったんだろう。

子どもの頃にゲゲゲの鬼太郎で地獄の存在を知った時だろうか。


でも、同時に極楽などの存在もその時知ったのであれば、死を敵と一方的に見なすのもおかしい。


これは死という誰もが知っていて、誰もが知らないというよくわからないものへの畏怖であり、わからないからこそ恐れ、死に対して敵と認定してしまったのかもしれない。


著者は


"ひとたび死を友として受け入れたら、突如として変容が起こる。


もはや戦いもなくあなたは誰に対しても戦ってはいない。


今こそあなたはくつろぎ、今こそ気楽になれる。


ひとたび死が友人になれば、そのときにのみ、生もまた友となる。


もし、死が敵であるならば、深いところで生もまた敵になる。


生は死に至るからだ。"


自分が死を友とせず、敵と見なすからこそ、戦わざるを得なくなり、敵を作り出すことでそこにくつろぎや気楽な日々を失う。


その因を作っているのはあなたの捉え方だよと教えてくれている。


なぜ、わざわざ敵ではないものを敵と決めてしまい、自分を追い詰め、心の安らぎを手放すことをするの?


と著者は仰っているように感じました。


これは何も死に限らず。


人は時に自分の事を考え、理解しようとする人を敵とみなし、自分に対して不利益な事をしてくる人を味方に認定してしまう時があります。


本当に自分のために動いてくれた人

考えてくれた人

支えてくれた人ではなく


あなたを都合良く使おうと耳障りの良い話だけをして、コントロールしようとする人


私も一見、とても優しく、自分を理解してくれているように見える人を信じ


時に厳しく、私の間違いを伝えようと語りかけてくる人を鬱陶しいと敵認定してしまった過去がありました。


人は悩み、困っている時ほど冷静な判断ができなくなり、間違った敵認定や判断をしてしまいやすいという事を学びました。


話を戻します。


自ら敵を作り出し戦うと決めてしまう時

同時に人は安心や安全を手放している。


この事に気づけた時

私は暴力ではなく平穏を選びたい。


自分の生の安らぎを失うくらいなら

死を友として受け入れ

生と死という連続性を楽しみながら

生きる選択肢を選びたいと思います。



次回も、引き続き「死について41の答え」より


第2部 未知なる旅より

面白いなと感じた言葉をご紹介していきたいと思います。


もし、今回の記事に対して何か感じる事がありましたら、ぜひ、皆さんの声もお聞かせ頂けたら幸いです。


最後までお読み頂きありがとうございました。



担当:くまたん



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過去記事のリンク


ぜひ、こちらも読んでみてください♪



シリーズ① 「チベットの生きる魔法」

"師からの助言"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/20/120000



シリーズ② 「チベットの生きる魔法」

"物事は悪くとってはいけないよ"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/23/120000



シリーズ③「チベットの生きる魔法」

"変化しないものなどない"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/27/120000



シリーズ④「チベットの生きる魔法」

"無我について"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/30/120000



シリーズ⑤「チベットの生きる魔法」

"苦、不満足について"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/04/120000



シリーズ⑥「チベットの生きる魔法」

"ただここにあることをまなぶ"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/07/120000



シリーズ⑦「チベットの生きる魔法」

"戦士のスローガン"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/11/120000



シリーズ⑧「チベットの生きる魔法」

"四つのかぎりない特性"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/14/120000



シリーズ⑨「チベットの生きる魔法」

"愛あふれる優しさ"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/18/120000



シリーズ⑩「チベットの生きる魔法」

"愛あふれる優しさ②"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/21/120000



シリーズ11「チベットの生きる魔法」

"思いやり"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/25/120000



シリーズ12「チベットの生きる魔法」

"トンレン"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/28/120000



シリーズ13「チベットの生きる魔法」

"心に響いた言葉"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/01/120000



シリーズ14「チベットの生きる魔法」完結

"偏見のない心で"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/04/120000


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シリーズ① 「死について41の答え」

"疑いを尊重する"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/08/120000



シリーズ② 「死について41の答え」

"疑いを信頼する"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/11/120000



シリーズ③ 「死について41の答え」

"信者ではなく探求者に"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/15/120000



シリーズ④ 「死について41の答え」

"人のことを考えるな"

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/18/120000



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〇エンパワーチャンネル1/2

「社会的養護の当事者が語る 前編 伊藤 楓」

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「社会的養護の当事者が語る 後編 伊藤 楓」

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今日一日のアファメーション9月5日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

9月5日 「いったい自分は回復するのか」

 

自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

 

自分の短所や反射的な行動に気がつくようになると、これでもかこれでもかと、まるで底がないかのように自分の欠点に気がつくようになり、つらさが増します。

「いったい自分は回復するのだろうか」と疑いがわいてきます。

このつらさは、役に立ちます。この苦しみは、将来の希望をはらんだときの妊娠初期のつわりのようなもの。この苦しみを認めて受け入れることで、私たちの変化がはじまっているのです。

少しずつはじまっているこの変化を貴重なものとして、不愉快な感じがしても、しっかり自分の中に受け入れていきましょう。

 

 

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9/4(土)14時~「ACと摂食障害・DV虐待被害者の自助アコアミーティング」開催です

本日9/4土曜日14時 アコアミーティング開催いたします。

◎参加費:300円 

◎参加方法:オンラインおよび対面  匿名での参加可能です。

※オンライン参加ご希望の方は、LINeの「アコアonlineグループ」にご参加いただきます。そちらで毎回のZOOM会議室URLとパスコードをお知らせいたします。

※グループの特性上、情報漏洩の危険性・仲間の安全を最大限に配慮します。個室での参加(周りにほかの人がいない事)の確認、ビデオ画面は一度はオンにしてのご参加をお願いしています。

◎会場:早良区曙2-6-21アコアハウス (開室10分前です) 

◎参加条件:

暴力または暴力の影響を受け傷ついた心身の回復を目指す当事者女性。

アコアの回復プログラムに関心を持ち、ルールを守って下さる方。

同じような体験をした仲間と「つながりたい」と思っている方。

※「尊重」や「安全」を守るためのルールがあります。

※仲間が恐怖を感じるような大声を出す・怒鳴る・暴言の連投(オンライン)・仲間がお願いしていることや嫌がることをやめない・脅しや攻撃が発生した場合、退場をお願いします。自分の呼吸を取り戻しましょう。

※『境界線』『同意』『暴力の構造と本質・種類』『トラウマ反応』『痛みと喪失』『心理ゲーム(交流分析)』『アサーション』など、学んできたことを、仲間とのかかわりの中で、(自分の反応への)気づきに変え、自分と他者とのあたらしいかかわり方(コミュニケーション)を実践する場として使っていきましょう。

 

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