こんにちは、アコアのヨーコです。
ご報告です。
9/2(木)1回目の開催無事終了しました。
今回は3名の参加でした。ご参加ありがとうございました。
参加者の皆様の感想です。
【Aさん】
読み合わせを終えての感想はじめにの項被害を訴えても『あなたが彼を怒らせるからいけない』と、ありました。この言葉は私も事あるごとに現場を見てもないのに、色々な人から投げられてきた言葉でした。その度に具体的に私の何がいけなかったの?どうしたら良かったのか教えてよ!!言えなかったけど叫びたかった。読み合わせで、きちんとDVと向き合えそうだと思いました。第1章ドメスティックバイオレンスとは何かドメスティック=家庭内、家族内、国内バイオレンス=暴力、暴行言葉を訳すると家庭内暴力となるようですが、私はこの章を読んで、閉鎖的な空間で行われる声を上げにくい、助けを求めにくい暴力だと思いました。公衆衛生の項ではこの問題を国は早急に、コロナ対策と同じように、公衆衛生として位置づけ対策、法的な支援を確立して欲しいと感じました。DVの定義の項では今現在のDVは配偶者によるものだけではなく性別も年齢も多様化しているように思います。また決めた法律はあっても、こうしたからこうなったのような定義はないように思いました。また日本での予防教育プログラムを、早急に作成して学校教育も含め防止教育をして欲しいと思います。初めて出会ったバタード•ウーマンの項配偶者に暴力を受けて大雨の中他人のドアを叩くのは、とても勇気が必要だったでしょう。Sさんが勇気を出して良かったと思いました。でもDVを行う人は暴行後優しくなって謝るだから何度も痛い目に遭う事になるんですよね。本当にこの章は自分とリンクしました。だからSさんが離れる道を選べて良かった。日本のバタード•ウーマンの項『階段から突き落とされるのよくあるものね』『殴られて大きなあざを顔に何度も作ったけど、おかげで男をじょうずにおとなしくさせるこつは少し身につけたわ 』 日本の妻は戦時中の男尊女卑がそのまま染み付いて人権や人格さえも無かったように感じました。でも『夫婦のあいだでどのような確執があるのか知らないけど、何があったとしてもあなたは殴られるに値する人ではない。 あなたにはなんの落ち度もないんですよ』 虐待を笑い飛ばしていた妻たちは本当は心の中で泣いてたのかもと思いました。だってこの言葉で夫と別れて更にDV被害者の支援の為にシェルターを作る側に動いてるんですから。私もバタード•ウーマンとして同じ立場の人を守りたいです。私が警察沙汰になってもおかしくないほどのDVを受けたのは高校1年生15歳の事でした。 それから39年相手は変わっても、未だにDVの被害に遭い続ける私•••••この勉強会でDVのない世界の住人になりたいと願っています。次回の第2章暴力の恐ろしい魔力読み合わせが楽しみです。by Angel【Bさん】"知ることで強くなる"
1人で読むよりも、こうして仲間と一緒に読み感想をシェアすることにより、 違った感じ方、捉え方を共有出来、 著者の伝えたい事がより深く伝わりました。
もっと多くの方に参加して欲しいなと強く感じました。
当たり前に女は男を立てるなどの考えを刷り込まれたり押し付けられたりして疑問にすら感じない人々・社会の中で、 ジェンダー問題に疑問を持ちいち早く気付いた女性たちが30年以 上かけて訴え続けてきた活動、運動、 行動によって今DV被害の顕在化が進み、 私自身にとってもやっとDVが"自分ごと" になったんだなと感じます。
暴力を受けているのにそれに気づかない。
暴力には様々な種類のものがある。
被害の判断のしやすい身体的暴力から、目に見えないけれど蓄積し、増大していく精神的、性的暴力など。
それ故に、私達は無自覚に被害を比較して自分は被害者ではない、当事者ではないと思い込み、 DV問題も特別な一部の人達の問題だと捉えてしまっているのでは ないかと思います。
社会全体の意識を変えなくてはこの問題は解決に向かわないと思います。
第二章以降の読み合わせも楽しみです。【Cさん】初めての読み合わせグループでした。 社会的な観点からDVや暴力、ジェンダーについて、仲間の声も聴きながらだったので、ひとりで読んでいた時よりも深い部分で感じることができました。 社会がいかに暴力に関して甘い認識を持っていたのか・・そのしわ寄せが、弱い立場のこどもや女性たちの我慢や自己犠牲、自己批判や低い自己評価につながってきたのだと痛感できます。DVや虐待が「公衆衛生」の問題であると理解することは、DVや虐待が個人的な問題として収まりきるものではないこと・家族メンバーだけで解決できるようなものではないことを明らかにしてくれます。妻や母親の役目に縛られ、自責や自己否定で自分を追い詰めてしまう時代はお終いにしましょう。 ひとりで読むのはしんどくなるけれど、仲間と一緒に読み合せることで、落とし込むことができる。ここでもやはり仲間の存在はちからになります。「エンパワーと人権」の章の読み合せが今からとても楽しみです。私たちに内在する力や個性、魅力を、仲間とともに取り戻していきます。
次回は9/16(木)、30(木)、10/14(木)、28(木)です。
いずれも、21:00~22:30の開催です。
参加ご希望の方は、
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