アコアのブログ

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子どもを生きればおとなになれるシリーズ⑭~アコアOnline Book Salon

※『アコアOnlineBookSalon』は「コロナウィルス感染症:いのちとこころを守るSOS基金」に寄せられた市民の方のご寄付によるご支援を頂き2021年12月末まで行う事業です。

 

Twitter ⇒ @acoaBookSalon

 

担当:伊藤 楓

「子どもを生きればおとなになれる」

著者:クラウディア・ブラック

水澤都加佐 監訳 / 武田裕子 訳


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皆様こんにちは😊楓です。


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑭です。


前回のシリーズ⑬では、「インナーアダルトを育てる

について書きました。


今回のシリーズ⑭では「核となる5つの力

について書いていこうと思います。


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前回も書きましたがふりかえりをしようと

思います。

シリーズ⑬「インナーアダルトを育てる」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/09/03/120000


「インナーアダルトを育てる」については、「今、ここ」に焦点を当てた作業です。

インナーアダルトを育てる上で大切なものは、

「おとな」としての土台を作るということです。


 しっかりと自分の面倒をみることができる。


 自分を幸せにする責任を自分で負えるようになる。


これこそが本当の意味でおとなになる

いうことです。


▫️核となる5つの力


▫️ステップとプロセスについて


1.まず最初は、自分を確認しありのまま認める

ところから始めてみる。

それができると、コントロールを少しずつ

手放す練習がより安全なものになります。


2.コントロールを手放してみる

強烈な感情をどう扱ったらよいかと言う課題に

つきあたります。


感情の正体をつかみそれを表現する


・感情を表現できれば、自分のニーズに気づきます。


・ニーズを満たすために限界と境界を設定する


【まとめ】

このように取り組むことで、自分の感覚

(自分は本当はどんな人間なのかということ)

が育ってくる。


コントロールを手放すのが怖いと感じたら?

困難な課題に突き当たったとき


・自分の感情を受けとめる


泣きたくなった時は泣く

泣いたからといっておかしくなるわけではない

ということを思い出してください。


怒りがわいてきたら?

自分を破壊しようとする必要はありません。

自分が何を必要としているのか、

見分けられるようになってください


⚠︎不安になると、自分の感情が怖くなり

痛みの中を歩いていく努力をやめたくなります。

ひとつづつ辛抱強く、安全に回復プロセスを

進めてください。


⚠︎5つの力は、それぞれ別々のままでは十分な

強さを発揮しない。

境界があって初めて自分のニーズをきちんと

満たすことができるし、ニーズが満たされることで

さらに自分の価値を確認できるというように、

5つの力が組み合わさることでより自分らしく生きられるようになるのです。


――


【大人としての土台 インナーアダルトを育てる】

▫️核となる5つの力


 自分を認める力


▫️子どもは、親からの確認を必要としています。


・泣いているとき

「悲しいんだね」と言ってもらうことは、自分の

感情の確認となり、悲しんている自分を

認めてもらえたという安心感となる。

感情をだしていいのだという確認になります。


・何かに失敗したとき

「もっとがんばらなければダメ」と叱られる

のではなく「がっかりしているんだね」「悔しいんだね」

まず認めてもらうことは、

行動の結果にかかわらず、自分に関心を持って

もらえるだけの価値があるという確認になります。

自分の感じでいることには意味があるという

確認となるのです。


「自分はここにいていい」という確認となる


子どもは必死にたくさんの確認を求めます。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


たくさんの確認を得られた子どもは、

自分のことを自分で認められるようになります。

つまりおとなになって、他人からの承認に頼らずに

自分の価値を確認でき、自分の感情を認めることができ、

自分のニーズや欲求を認められるようになるのです。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈p121より


▫️子どもが気づいてもらえず、支えてもらえず、確認をもらえなかった場合、子どものニーズを

無視され、存在を認めてもらえなかった場合


子どもが親を気遣ってあげた時

良い成績をとった時

親のニーズを満たす行動をした時


そのような時だけ親に認めてもらえる。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


子どもが自分の価値や自分の存在意義に

気づいていくとき、その感覚を育てる

材料となるのは他の人が自分に対して

どんなふうに接するかということです。


自分がかけがえのない存在てあり、

価値があり、大切なのだと保証してくれる

言葉を、子どもは絶えず必要としているのです。


確認を得られずに育った人は、

他人から認めてもらえるかどうか、他人が自分を

どう思っているかどうかということを、

非常に気にかけるようになります。


子ども時代に「何をやってもまだ足りないのだ」

と思い知らされてきた人にとって、自分で自分を

認めるのは簡単なことではありません。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈p122より



おとなから受け取った「間違った思い込み」

を誰かから叩き込まれるでもなく、私たちは

心の中にそれを取り込み、自分に向かって同じ

メッセージを繰り返してきたのです。


・自分を厳しく批判する

・これでいいと妥協できない

・他者が拍手喝采してくれない限りこれでいいと思えない

010、白か黒など極端になる

・自分にも他人にも完璧を求める

・自分にだけ完璧を求める

・自分の失敗を極端に責めてしまう

・自己否定を日々続ける

・自分を失敗作だと思い込む

など


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

私たちは人として成長していく価値があるし、

自分の成長を喜び自分のことを好きになるだけの

価値があります。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈p123より


・自分を育てなおすプロセスをふむ

・自分自身を確認する

・一歩を踏み出す


これらを行うことで、ありのままの自分を

本当に認めはじめたとき、外からの

確認を求め続けなくてもよくなるのです。


・他人に依存しないですむ。

・回復のプロセスを進んでいることを

理解するようになる。

・自己確認ができるようになる

・かつてとは違うやり方で行動できる

(コースを変えられる)

・自分が進歩しているのがわかる

・自分を褒めることができる

・自分に声をかけ励ますことができる

・進むべき方向がわかる

・希望が持てる

これらが、回復を続ける助けとなります。


小さな一歩を進めるたび、自分に拍手してください。 


①自分を認める力 いかがでしたか?


私は、学ぶ前はずっと自己否定が

やめられませんでした。


自分を責め自傷行為を繰り返し、

とにかく必要のない人間だと思い込みました。


両親や施設職員、教師を恨み、

自分を責め、自分の感情を蔑ろにし捨てていました。


そうすることを繰り返しストレスを

発散していた「つもり」になっていました。


とにかく、自分を責めることが正しいと思い込み

他者に褒められてもそれを信用せず、

褒めた後に必ず貶されるだろうと身構えていました。


これらは、他人からの間違えたメッセージであり、全て勘違いと思い込みだったのです。


自分で自分をいじめ、貶し、酷い目に

合わせることはもうやめました。


コースをかえることを学び、他者との境界を知り

感情を出してもよいこと、言葉で発してもよいこと、

様々なことを学びました。


これからも学びは続きます。

回復のプロセスは、長い道のりです。

著者が言ったとおり、

"しっかりと自分の面倒をみることができる。"

"自分を幸せにする責任を自分で負えるようになる。"

私にとって、このふたつは先の人生でも

何度も役に立つと思います。


本当の意味でおとなになること。

自分を認め受け入れ、ありのままの自分を

大切にすること。


数年前、私は様々な回復のプロセスを知った限りは

やってみようと思い、初めたことが

何よりも自分の進歩だと思えた日がありました。


そう思えた日が人生のコースを変える

きっかけとなるのではないでしょうか。


シリーズ⑭を読んで下さりありがとうございます。


次回のシリーズ⑮では

「核となる5つの力 ②コントロールをある程度手放す力」

についてまとめています。

今回の記事と合わせて読むことをおすすめします。

 

❁✿✾担当:伊藤  

毎週、月曜日と金曜日。月に計8回で更新しています  ✾✿❁︎


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完ぺきかどうか、正しいかどうかを

判断するのではなく、ありのままの自分を

確認し、自分の進歩を確認することが大切です。


クラウディア・ブラック

 

―――


様々な本に出逢える幸せと

この記事を読んで下さる皆様へ感謝致します。

 

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【伊藤 :前回ご紹介した本】


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ①

「何を喪失したのか分からない」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/16/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ②

子どもが「見捨てられる」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/19/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ③「境界の混乱」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/23/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ④「喪失が与える影響」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/26/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑤「現在の痛みのサイクルに気づく」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/26/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑥「痛みに対する感情の反応」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/06/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑦「痛みに対する感情の反応【激怒】」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/09/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑧「痛みに対する感情の反応【うつ】」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/13/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑨「痛みに対する感情の反応【うつの急性症状】」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/16/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑩「痛みに対する行動上の反応」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/20/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑪「痛みに対する行動上の反応」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/23/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑫

「自由への4つのステップ」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/08/27/120000


「子どもを生きればおとなになれる」シリーズ⑬

「インナーアダルトを育てる」

 https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/09/03/120000


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「考える人とおめでたい人はどちらが幸せか」

シリーズ①「考えることを楽しめ!」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/09/120000


「考える人とおめでたい人はどちらが幸せか」

シリーズ②「どうして学校に行かなければならないのか」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/12/120000


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「世界最高の教室」シリーズ①

「生きる力をつける」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/28/120000

 

 「世界最高の教室」シリーズ②

「問題解決型学習」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/02/120000


 「世界最高の教室」シリーズ③

「自己主導性」

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/07/05/120000

 

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「新・子どもの虐待」

 

シリーズ①「子どもの虐待対応フレームワーク」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/04/120000



シリーズ②「エンパワメントとレジリアンシー」についてhttps://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/07/120000



シリーズ③「子ども観と子ども像」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/11/120000



シリーズ④「体罰の六つの問題」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/14/120000



シリーズ⑤「怒りの仮面」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/18/120000



シリーズ⑥「性的虐待の深刻さ」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/21/120000



シリーズ⑦「DVが及ぼす影響」について

https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/25/120000

 

 

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〇エンパワーチャンネル1/2

「社会的養護の当事者が語る 前編 伊藤 楓」

https://youtu.be/0wA-6n-uDy0

 


〇エンパワーチャンネル2/2

「社会的養護の当事者が語る 後編 伊藤 楓」

→ https://youtu.be/KTi7y8lQx8Y



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