アコアのブログ

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今日一日のアファメーション 4月25日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月25日

 

自分を信じるためにはどうするか

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

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自分を信じて行動できれば、どれほどパワフルになることでしょうか。

機能不全な家族の中で育つと、自分を信じるという意識、態度ははぐくまれず、

いつも不安感、不信感でいっぱいの人生になりがちです。

 

自分が実際に見て、聞いたことなのに、

「そんなことはない」と否定され、「そんなことは誰にも言うな」と禁止され、

見て見ぬふりをするよう暗黙のうちに強いられて育てば、

自分が信じられなくなってしまうのは当たり前です。

自分の感覚、思考、感情は、鈍らされているので、

「自分を信じなさい」と言われても、

どうしてよいかわかりません。

 

反射的に出る感覚、思考、感情にもとづく行動が自分を信じることだと、

まちがって思い込んでしまうこともあります。

自分を信じるには、まず自分の内から出てくるメッセージに

よく注目することです。

何かに反応して反射的に出る思考、感覚、感情には、

切迫感があったり、取りつかれた感じがしたりします。

 

そのようなときは、すぐに行動に移さないことです。

真の直観というのは、静かで、落ち着いています。

 

これらの見分けができるようになると、

少しずつ自分が信じられるようになります。

新しく自分で見て、聞いて、体験したことは自分のものです。

他人が何と言おうと、自分を信じる練習をしましょう。

 

今日一日のアファメーション 4月24日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

 

4月24日

 

過剰な恥の意識は捨てよう

 

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

 ____________________

 

恥の意識が強すぎると、私たちの行動はがんじがらめにされてしまいます。
ある程度の恥の意識をもつことは、人間として必要です。


人間の行動は何か歯止めとなるものがないと、
時としてとりとめもないものとなり、
まわりの人を侵害したり、混乱を起こすからです。

 

他の人の人権をおかしたとき、
物を盗んだとき、人を害したときなど、
恥の感覚が行動を制御する枠となり、過ちを繰り返さないための忠告となります。

 

しかし、小さいときから
「これをするとみんなに笑われますよ、恥ずかしいからやめなさい」
というふうに、些細なことでも周囲の人の目を気にするような
恥の意識を植えつけられて育つと、
それにがんじがらめにされ主体的な行動をとれなくなってしまいます。

 

家の中に深刻な問題が起きていても、
恥ずかしいから外には出すなと言われて育つと、
どんなに自分が苦しくても、自分を抑圧して生きるようになってしまいます。

 

自分を責めて、自分がまったくだめだと思い込み、
絶望的になって生きるようになってしまいます。

 

もう、そんな恥の意識はいりません。

いらない過剰な恥の意識を捨てましょう。

 

 

今日一日のアファメーション 4月23日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

 

4月23日

 

あなたは愛情を得るにあたいする

 

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

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あなたは、あなた自身であるというだけで、愛情を得るにあたいする人間です。

ときにはいろいろな試験に失敗したり、人間関係がうまくいかなかったり、

仕事がうまくいかなかったりするかもしれませんが、それ自体は、

あなたの人間性とはまったくかかわりのないことです。

友人や恋人に拒否されたり、誰かにイヤなことを言われたり、批判されたり、

見下されたり、精神的に攻撃されたり、辱めを受けたりすることがあっても、

そのことはあなたの人間性と無関係です。

何があなたのまわりで起こっても、あなたは愛情を得るのにあたいする人間です。

もし、まわりでネガティブな問題が起きたら、自分がかかわっている部分は

何かを考え、それから何を学んでいったらよいかを考えればいいのです。

いったん何かを学んだら、もうそのできごとにはとらわれないで、先に進んで

いきましょう。自分をいたわりましょう。

あなたはあなた自身であるというだけで、愛情を得るのにあたいする人間

なのですから。

 

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今日一日のアファメーション 4月22日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

 

4月22日

 

「怒り」は複雑な感情

 

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。

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今日は、「怒り」について少し考えてみましょう。

「怒り」は、とても複雑な感情です。

悲しさ、苦しさ、楽しさ、寂しさなどはシンプルな感情で、

それを持っている人だけに属します。

しかし怒りは、その人の感情であるだけでなく、

その表現は防御であると同時に攻撃ともなります。

あなたの人権が侵害され、命が危険におかされたときには、怒りの表現は、

絶対に必要です。

また、長い間しいたげられ、虐待を受けてきた人にとって、

怒りは回復過程の一つです。

しかし多くの場合、怒りの爆発は、相手への攻撃、虐待となります。

すると相手は傷つき、防御的になったり、怒りで反撃したりします。

そこでは健全なコミュニケーションはストップしてしまいます。

たいていの場合、怒りの下には、ほかの感情があります。

たとえば、傷ついた感じ、裏切られた感じ、自分が分かってもらえなかった感じ、

認め、受け入れてもらえなかった感じなどです。

激しい怒りを感じたら、その場で爆発させないで時間をおきましょう。

「いまは気が動転しているから、少し気を休ませてからお話します」

と言って、深呼吸をしましょう。

そして、この怒りの下にある感情は何なのかを考えてみましょう。

相手とコミュニケーションできるくらいに落ち着いてきたら、この怒りの下に

ある感情について話しましょう。

もし、怒りが大きすぎたら、無理に話しかけようとせず、次の機会にしましょう。

 

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今日一日のアファメーション 4月21日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

 

4月21日

 

体の調子は心に左右されるもの

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

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心と体の結びつきは、あなたが思っているより強いものです。

心の問題をはっきりと意識して直面していないと、思わぬときに

体の障害として出てきます。

たとえば、いつも頭痛がする、胃が痛む、お腹の調子が悪い、疲労しやすい、

ぜんそくで呼吸しにくい、エネルギーがない、自律神経失調症

けがをしやすいなど、いろいろな心身症となって現れてきます。

このような症状があり、検査をしてもとくに異常のない場合は、

自分が本当に幸せかどうかを振り返ってみましょう。

自分がしっかりと直面化しなければならない問題は何なのか、調べてみましょう。

自分の体と心の結びつきに注目しましょう。

 

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今日一日のアファメーション 4月20日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月20日

 

些細な口論から最終結論を出さない

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

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「AからZまで一直線」というコミュニケーションの仕方はしないようにしましょう。

Aを聞いただけで、即座にZという結論を出してしまうのはやめましょう。

口論になったり、気が転倒したりしたとき、思わず復讐するように、

あるいは自暴自棄に、最終的な結論を出してしまうことがありませんか。

 

たとえば、相手に「こういうときに訪ねられると困る」などと言われてカッとし、

「それなら二度と来ないわ、もうお別れにしましょう」などと言って飛び出してしまう

ようなことです。

小さな口論(A)から、人間関係を絶ってしまうような大きな結論(Z)を

出してしまうことはやめましょう。

何かうまくいかなかったときでも「こんなことなら、死んでしまいたい」と

一直線に最終的な結論に飛びついたりせず、Aの次はB、Bの次はCと、

順を追って考え、結論を出して行くよう練習しましょう。

 

「AからZまで一直線」の結論をいったん出してしまうと、

とり返しのつかなくなることが多いものです。

こうして、多くの人間関係は壊れていくのです。

気が動転したら、「Aの次はB、Bの次はC」と、頭の中で繰り返し、

落ちつく時間をもちましょう。

 

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今日一日のアファメーション 4月19日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月19日

 

自分のほんとうにやりたいことをやる

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

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自分に忠実に過ごしましょう。

他人を傷つけないようにと気をつかったり、近所の人や知り合い、親類の人など

他人を喜ばせようとしがちな人は、今日は一日、自分の本当にやりたいと

思っていることを、現実にできる範囲内でやってみてはいかがですか。

他人中心の生活をしていると、自分に嘘をついて、自分の思いとは反対のことを

やってしまったりします。

 

自分に忠実にというのは、自分の価値観、道徳観に合った行動をすることです。

たとえば自分の価値観が「独立心を大切にする」というものであったら、

本当にそれが実行できるように、一つ一つの行動をその視点から見て、

自分に忠実に正直にやってみましょう。

 

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