「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
4月25日
自分を信じるためにはどうするか
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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自分を信じて行動できれば、どれほどパワフルになることでしょうか。
機能不全な家族の中で育つと、自分を信じるという意識、態度ははぐくまれず、
いつも不安感、不信感でいっぱいの人生になりがちです。
自分が実際に見て、聞いたことなのに、
「そんなことはない」と否定され、「そんなことは誰にも言うな」と禁止され、
見て見ぬふりをするよう暗黙のうちに強いられて育てば、
自分が信じられなくなってしまうのは当たり前です。
自分の感覚、思考、感情は、鈍らされているので、
「自分を信じなさい」と言われても、
どうしてよいかわかりません。
反射的に出る感覚、思考、感情にもとづく行動が自分を信じることだと、
まちがって思い込んでしまうこともあります。
自分を信じるには、まず自分の内から出てくるメッセージに
よく注目することです。
何かに反応して反射的に出る思考、感覚、感情には、
切迫感があったり、取りつかれた感じがしたりします。
そのようなときは、すぐに行動に移さないことです。
真の直観というのは、静かで、落ち着いています。
これらの見分けができるようになると、
少しずつ自分が信じられるようになります。
新しく自分で見て、聞いて、体験したことは自分のものです。
他人が何と言おうと、自分を信じる練習をしましょう。