アコアのブログ

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ぺんぺん☆邂逅~VOICE~

こんばんは、ぺんぺんです。

ぺんぺん 先ほど、散策便り の記事を書きました。

その中で、
ぺんぺん なぜだか 一個だけ その記事に 載せなかった 事実があります。

散策便り を記事にしてから 今までに、その事について 思い巡らせていました。



それは、蚤の市の後 リサイクルブティックに行って、その後に 訪れたお店で 起きた事でした。


ぺんぺん☆ママ が、前から気になっていた お店で、店主の方と おそらく店主の方と 親族関係の お年を召された おばあちゃんが おられました。


ぺんぺんとぺんぺん☆ママが、お店を眺めていると そのおばあちゃんが 時々 一生懸命 商品の説明をしに 来ました。

だけど、おばあちゃんの 説明に こちらが 言葉を挟む余地は ほとんどありませんでした。

そして、そのおばあちゃん の様子から ぺんぺんが 感じたのは とても 必死 と、いう イメージでした。

それは、おばあちゃんの 話の内容も 本当なのかも 分からないと思えてしまうほどでした。
ぺんぺんは、 よく分からなかったので、おばあちゃんに シンプルに質問しました。

だけどその時、ぺんぺん☆ママが お店を出ようと ぺんぺんに 伝えてきました。

ぺんぺんは振り返って おばあちゃんに もう行きますと、伝えようとしたのですが、
その時 おばあちゃんは 意気揚々と 小冊子を手にして 「ご説明しますので、お掛けください。」と、ぺんぺんに椅子をすすめました。

帰ろうとしている ぺんぺん☆ママの姿が映っていないかのような 様子に、ぺんぺん 戸惑いました。

でも、説明を求めたのは ぺんぺんなので ぺんぺん おばあちゃんに 言いました。
「おばあちゃん、ごめんなさい。もう行かないと いけないんです。」と。

でも、おばあちゃんは そんな ぺんぺんの 言葉が 聞こえない と言わんばかりに 話を続行します。

止まらない、おばあちゃんの言葉。
そして 必死に ぺんぺんを そこに 繋ぎ止めようとしているかの ようにも 感じました。

どんどん、後から後から 言葉が あふれて いるみたいでした。

その時に、少し離れた所に いた 店主の方が、はぁ。。ため息を もらして、ぺんぺんは その横顔を 見た 瞬間に まるで、スパーク したかのような 不思議な 感覚になりました。


そして、ぺんぺん 考える間も無く
思う間も無く

そっと、おばあちゃんの目線まで しゃがんで おばあちゃんと目を合わせ。。

ぺんぺんの右手が おばあちゃんの 肩に そっと 置かれ、ぽん ぽん と 2回、ゆっくり と優しく たたきました

そうして、安らいだぺんぺんは 微笑みながら

「おばあちゃん、ありがとう。
たけど、もう行かないと いけないから。
また 今度、聴かせて下さい。」

とゆっくり とおばあちゃんに聞き取れるように はっきりと 口にしてしていました。。

不思議な 感覚の中で、考える間もなく
思う間もなく

総てが 起こっていました。

ぺんぺんが 覚えているのは
優しく微笑みながら おばあちゃんの肩を 叩いたとき、
その瞬間
おばあちゃんの目が細くなり おばあちゃんが 微かに微笑んだ ことでした。まるで、安堵しているようでした。


そうして、ぺんぺん と おばあちゃん は そこで 話を 終えることを お互い 了解して 離れました。


。。不思議です。不思議でした。
その後に ぺんぺん☆ママが こう言いました。ぺんぺんは優しい と。

でも、ぺんぺん その言葉が しっくり来ませんでした。

だって、全然違うんだもの。

優しい という 言葉を 使うなら
あの時
あの場所

おばあちゃんとぺんぺんの 間で 起きたことが 総てが 優しかったんです。

それを想い返す だけで、安らげます。


何か 解釈する必要はありません。

でも、後から 色々 納得もしました。

ぺんぺんは あの時のおばあちゃんの 言葉の裏っかわにある 気持ちが なんとなく 分かった。

ぺんぺんも 経験ありました。

絶不調の最中にあって、自分を 役立たずと罵しりながら そうやって 可哀想なぺんぺんを 演じていないと そこに 居られなかった時。

だけど それでも 生きがいが欲しかった。
行きている 意味 が欲しかった。

だから、沢山 知ったかぶりしたり 分かったフリしたり 中身のない 見栄をはったりした。
それは、自分に 関することでは なかった。
だって、ぺんぺんは 役立たずで 可哀想でないといけなかったから。

自分については 語ってはいけなかった。。。

ただ、ぺんぺんは 言葉を 届けたかった。不調だから、言葉はまとまらないし こんがらがって 何が言いたいかも 分からないけど。。

そんな時に 誰かが そんな ぺんぺんの様子に ため息をついたこともあった。

ぺんぺんあの時 とても 自分が みじめだった。

ぺんぺんは、ぺんぺんとして 受け容れてもらえないと、絶望して行った。

わかって欲しかった。
ぺんぺんは ぺんぺんで 苦しみながらもここにいることを
ただ、知って欲しかった。

それだけだった。


あの。。。店主さんの ため息が ぺんぺんを いっきに 過去の ちび☆ペン の 体験へと 導き 一瞬にして それが終わって 還ってきたぺんぺんは あの時 わかっていたんですね。

そうして マインドの 手が及ぶことも 不可能な ところで ハート が 動き出しました。

その 瞬間 の ただ みている 感覚

安らぎ

あたたかさ


ステキ な出逢い でした。

本当に かけがえのない 瞬間。


ありがとう

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