アコアのブログ

暴力あるいは暴力の影響を受けた女性たちの回復支援/当事者団体(福岡市) NPO法人アコアのブログ                        自助グループMTG /カタルシス瞑想会 / ARTプロジェクト/Dance WorkShop / 女性のための福祉サービス自立訓練(生活訓練)事業所「アミーガ」(藤崎)

https://npoacoa.wixsite.com/npoacoa

Mail:npoacoa@gmail.com TEL:092-210-3355 (080-5171-3501)

女性のための福祉サービス自立訓練(生活訓練)事業所「アミーガ」(藤崎) https://npoacoa.wixsite.com/amiga

今日一日のアファメーション 4月22日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

 

4月22日

 

「怒り」は複雑な感情

 

 

__________________________________________

自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。

_____________________________________________________

 

今日は、「怒り」について少し考えてみましょう。

「怒り」は、とても複雑な感情です。

悲しさ、苦しさ、楽しさ、寂しさなどはシンプルな感情で、

それを持っている人だけに属します。

しかし怒りは、その人の感情であるだけでなく、

その表現は防御であると同時に攻撃ともなります。

あなたの人権が侵害され、命が危険におかされたときには、怒りの表現は、

絶対に必要です。

また、長い間しいたげられ、虐待を受けてきた人にとって、

怒りは回復過程の一つです。

しかし多くの場合、怒りの爆発は、相手への攻撃、虐待となります。

すると相手は傷つき、防御的になったり、怒りで反撃したりします。

そこでは健全なコミュニケーションはストップしてしまいます。

たいていの場合、怒りの下には、ほかの感情があります。

たとえば、傷ついた感じ、裏切られた感じ、自分が分かってもらえなかった感じ、

認め、受け入れてもらえなかった感じなどです。

激しい怒りを感じたら、その場で爆発させないで時間をおきましょう。

「いまは気が動転しているから、少し気を休ませてからお話します」

と言って、深呼吸をしましょう。

そして、この怒りの下にある感情は何なのかを考えてみましょう。

相手とコミュニケーションできるくらいに落ち着いてきたら、この怒りの下に

ある感情について話しましょう。

もし、怒りが大きすぎたら、無理に話しかけようとせず、次の機会にしましょう。

 

f:id:npoacoa:20210422124416j:plain

https://npoacoa.wixsite.com/npoacoa