「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
12月24日
「不健全な家族、親類と集うとき」
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
クリスマス、年の暮れと、慌ただしい日々がはじまっています。
お正月も、もうすぐです。
家族や、親類の人との集いの機会も多くなることでしょう。
不健全な家族で育った人にとっては、今でも、不健全な構造を呈している家族、親類とのつきあいは、古い傷を思い出させるつらい経験になることもあります。
お酒やビール、ウイスキーなど、アルコールを、ひんぱんに飲む機会が増える時期です。
たとえば酒癖の悪かった親に育てられた人にとっては楽しい時期ではなく、つらい季節でした。
約束したプレゼントも、お年玉ももらえなかったり、暴力や怒鳴り声に、縮こまってしまった悲しいホリデー・シーズンであったかもしれません。
この年の瀬、お正月は、ただ義務で家へ帰るのではなく、自分のしたいことをしてみましょう。
罪の意識にさいなまれないで、自分の気のあった仲間と、健全な集いをしてみましょう。
過剰なアルコールは抜きにして、皆で楽しめるゲームや話しあいは、どうでしょうか。
もし家へ帰る場合は、不健全な家族構造に引き込まれたり、コ・ディペントになったりしないよう注意しましょう。
自分のこれまでの成長をはかる絶好のチャンスです。
どんなに家族の人たちが否定的であっても、思いやりをもって接しましょう。
思いやりがもてなかったら、早めに引きあげましょう。