「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
12日13日
『いやなときには「ノー」と言う』
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
私たちの多くは、他人から何か頼まれると、自動的に「イエス」と言って引き受けてしまいます。
内心「イヤ」なのに「はい、大丈夫です」などと言って、頼まれたことをやってあげたり、行きたくないところへ行ったり、いらないものを買ったり、食べたくないものを食べたり、言いたくもないお世辞を言ったりします。
言われたことをやらないと、ひどい目にあったり、村八分にされたりしたせいで、他人の言いなりになる習慣がついたのかもしれません。
自分は必要とされているという思いを感じるために、他人が望むこと、頼むことをやっていたのかもしれません。他人の気持ちを傷つけたくないとか、相手との葛藤を避けるための行動かもしれません。
自分の希望、要求には「ノー」を言っているのに、他人には「いいえ、今はできません」とはっきり言えません。
ときには自分がイヤなことでも、相手のために何かをすることは必要ですが、これが習慣になってしまっていないか調べてみましょう。
もう少し、まわりの人に、イヤなときにはやさしく「ノー」と言い、自分に「イエス」と言う練習をしましょう。