「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
4月20日
些細な口論から最終結論を出さない
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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「AからZまで一直線」というコミュニケーションの仕方はしないようにしましょう。
Aを聞いただけで、即座にZという結論を出してしまうのはやめましょう。
口論になったり、気が転倒したりしたとき、思わず復讐するように、
あるいは自暴自棄に、最終的な結論を出してしまうことがありませんか。
たとえば、相手に「こういうときに訪ねられると困る」などと言われてカッとし、
「それなら二度と来ないわ、もうお別れにしましょう」などと言って飛び出してしまう
ようなことです。
小さな口論(A)から、人間関係を絶ってしまうような大きな結論(Z)を
出してしまうことはやめましょう。
何かうまくいかなかったときでも「こんなことなら、死んでしまいたい」と
一直線に最終的な結論に飛びついたりせず、Aの次はB、Bの次はCと、
順を追って考え、結論を出して行くよう練習しましょう。
「AからZまで一直線」の結論をいったん出してしまうと、
とり返しのつかなくなることが多いものです。
こうして、多くの人間関係は壊れていくのです。
気が動転したら、「Aの次はB、Bの次はC」と、頭の中で繰り返し、
落ちつく時間をもちましょう。