※『アコアOnlineBookSalon』は「コロナウィルス感染症：いのちとこころを守るSOS基金」に寄せられた市民の方のご寄付によるご支援を頂き2021年12月末まで行う事業です。
【あなたの真の輝き シリーズ③ 後編】
皆さんこんにちは。
アコアオンラインブックサロンスタッフのRです。
前回のお話はこちら→https://npoacoa.hatenablog.com/entry/2021/06/09/120000
やはり前後編となってしまいました〜〜〜( T_T)
今回シリーズの第3回めの後編である【物語編】を
お届けしたあとは、
一旦箸休めという事で単発で終わる(つもりの)
よりとっつき易い書籍をご紹介したいと思います！
さて、あらかじめアナウンスですが、余力がある方も、
余力がやっと出てきた所！な方も、
休憩しつつ、お読みくださいね。
何となく眺めてくださっても大丈夫ですし、
ナナメ読みでザーっとやって頂いても大丈夫です。
「よしR、続けたまえ」というお気持ちな方は、
この感謝を込めた迷走(苦笑)にどうぞ、
お付き合いください。
さあ、【物語編】です。
(ちなみにやっと第二章に踏み入ってます)
ものがたり。おはなし。ストーリー。ドラマ。色んな類義語がありますね。
「人生はドラマだ」なんてフレーズも、
聞いたことがあります。
わたくしRは【物語】と聞くと割と肯定的に
「えー、なになにどんなお話？」と
興味を持つことが多いです。
しかし！覚えておいででしょうか、この本が
「ちょっと何言ってるか分からない」本だったということを！(度重なる失礼)
「あなたは自分に物語を語り聞かせてませんか？
それってどんな物語ですか？」という文言で始まるP70。
んっん？？？
著者ガンガジがお師匠さんを訪ねた後、
ひたすらにじっとして気がついた要素のなかに、
「私は私の考えていた私じゃなかった」
という発見があったと記されています。
これまでこの本は「あなた、は定義できない【意識】なんですよ〜」
とメッセージしてきていましたね。
いいでしょう、分かりました。【意識】っていう話は分かりましたよ。
(というテイで)
じゃあ、逆にこの【肉体】は？心臓は？胃は？脳は？
そんでもってその脳が担ってくれる考え事や
日々のタスクや、嬉しいとか悲しいとかの感情は？
今までの体験や思い出は？
おおよそ見えたり、さわれたりしますけど、
経験だって本当にあった事なんだけど、
それがあるのは身体があるからじゃないんですか？
と、言いたくなるRです。
すると本書は「そうだねーある面ではイエスだし、
ある面ではノーなんですよねー」と言い始めます。
そして斬新なことを言い始めます。
「あなたが自分で体験したのは肉体があるから、
というのは確かな事実だけど、
でもそこから得たものって揺るぎのない真実なの？」
えっ…えー、確かに出来事は間違いなくあったけど
真実かどうかは…(急に消極的)
というのも、あくまで私Rの個人的なものですが、
「事実は1つ」でも「真実は1人に1つ」という前提が
あるのではという考えを持ってまして、
言葉につまりました・笑
尚も畳みかける本書そして著者ガンガジ。
「あなたの本質は【存在そのもの】と言ったけど、
その感情も理屈も思い出も、もっと言うと
世界の歴史や文化もさ、リレーされてきた
【物語】じゃないの？何なら性別とか、
果物の名前とか、過去未来とかの時間の概念だって、
人が【解釈】できるようにいつの間にか決まって、
バトンもらってきてるだけなんじゃないの？」
(注意:勝手に友達口調にしています)
「えーーーー！」もう、絶句です。
例えばいちごが「いちご」っていう名前なのは
本当ですが、それは相対的な本当、であって、
揺るぎのない真実かと聞かれると言葉が出ません。
それに、私はまだ触れていませんが、世間で人気の
「鬼滅の刃」という作品では、悪役にも
何とも悲しい、つらかったよね、と思わず
言いたくなる背景があるそうで。(気になりますね)
ガンガジは「私はこうだ」「こうじゃなきゃ」など、
色んな物事への解釈を「相対的な本当」という
捉え方にシフトしましょと提案してきます。
全て絶えず変化していくのだから。「◯◯があれば」
「◯◯が無いせいで」「病気が治らない」
「何か老けた？」色んな考え事が巡りますが、
善悪のない単なる思考です。
思考＝あなたではないという事に気づいて欲しい。
絶対に変わらないものがあるでしょう？それは
【あなたが今、ここにあること】だと。
身体も、絶えず働いてくれる脳みその例えは
ネガティブな考えごとも、
皆さんの本質(私は敢えて「価値」と言い換えたいです)
と必ずしもイコールではないと言いたいご様子です。
著者ガンガジは「それ(思考)は現実ではない」とまで言い切っていますが、
個人的にはなかなかスッと飲み込める表現ではないように感じました・笑
何かモヤモヤしていると、「待った！納得できない！」と今度は【理性】さんが登場します。
ゴゴゴゴゴ！
(色々登場していますが、皆さんそれぞれ善悪はありませんよ〜)
理性さんのドアは頑丈で【理解できた】
という合言葉が無い限り開きません。
ここまでのお話を総括するとあなたは、
実は「私は何者でもない？」「私は無なの？」
「それってここには居ないって事じゃん！」
「私、生きてる？」となり、
理解できない理性さんはとんでもなく戸惑い、
混乱に陥ります。
理性さんは危機管理のスペシャリストです。
あらゆる戦略を用いて【理解すること】に全集中し始めます。
理性さんの本音を易しい言葉に変えると、
「嫌だ嫌だ、納得するまで考えさせてよ〜！
理性を使って理解するのがとても重要って
ずっと教わってきたんだもの！
私はここにいるもん、この身体や、
この、考えることが私だもん！」
という感じでしょうか。
そして鉄の防御体制に入ってしまうのですがこれがまた、
くしくも次のステップを阻むまさに要塞と化してしまいます。
著者ガンガジは「理性を使った理解では、理解できないんですよ〜」
「理解しようとしなくなったら、理解できちゃうんですよ〜」と、
不思議なメッセージを送ってくれています。
さて、ようやく100ページ到達です！
キリも良いので、お約束どおり次回は
「箸休め」な書籍をご紹介することと致します。
以上、スタッフRでした！
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