※『アコアOnlineBookSalon』は「コロナウィルス感染症：いのちとこころを守るSOS基金」に寄せられた市民の方のご寄付によるご支援を頂き2021年12月末まで行う事業です。
Twitter ⇒ @acoaBookSalon
皆様こんにちは😊楓です。
#OnlineBookSalon
今回が最終回となりました。
世界中に、素晴らしい本が沢山あり
今回どの本をご紹介しようかなぁと、
とても迷いました。
最終回は、私が大好きな本の中の
一冊を選んでみました。
｢預言者のことば｣
著者: カリール・ブラン
こちらをご紹介したいと思います。
著者は15歳の時に、アラビア語で
本書の草稿を書き、その12年後に
英語で書き改め、その後何度も推敲を
重ねた末に、40歳のとき(1923年)に
本書を出版したそうです。
この本を、何度も何度も読みました。
あたりまえなのですが、
毎回書いてあることは同じです。
しかし、毎回読む度に受け取り手である
私は日々、変化していることに
気がつける一冊でした。
理解出来なかったことが
ピンとくる- ̗̀ 💡 ̖́-体験は本当に楽しい。
読書を通じ、自分の成長を自分で
褒めてみることもできる。
だれかの評価を気にすることなく
自分の成長を認め確かめるプロセスは、
私のこころの大きな支えとなりました。
この本の中には素敵なメッセージが
沢山つめこまれています。
一部を抜粋し、まとめてみました。
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『子どもについて』
あなたの子どもは、あなたの子どもでは
ありません。
生命そのものが再生を願う、
その願いの息子であり、娘であるのです。
あなたを通して生まれてくるものの、
あなたから生まれるのではなく、
あなたと共にいるものの、
あなたのものではありません。
子どもには愛を注ぎなさい。
しかし、考えを押し付けてはいけません。
子どもには子どもの考えがあるのです。
家の中に子どもの身体を
住まわせることはできても、
子どもの魂を住まわせることはできません。
子どもの魂は明日の家に住んでいて、
あなたの夢のなかでさえ
そこを訪れることはできないのです。
あなたがこどものようになろうと
努めるのはかまいませんが、
子どもをあなたのようにしようとしては
いけません。
人生はあと戻りも、昨日のままで
とどまることもしないのです。
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『与えることについて』
どうしても自分のもとに
とっておくべきものなど本当に
あるのでしょうか？
あなたが持っているものすべて、
いつの日か与えるべきものです。
それなら今、与えましょう。
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『よろこびと悲しみについて』
よろこびと悲しみは、
決して切り離して考えることは
できません。
よろこびと悲しみはいつも一緒に
やってくるものです。
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『罪と罰について』
正義の人と不正の人、善人と悪人とを
切り離すことはできません。
罪を犯した者は、
傷つけられた者の被害者であることが
多いのです。
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『自由について』
あなたが
｢これを捨ててしまえば自由になれるのに｣
と思うものは、実はあなた自身の
一部分にほかなりません。
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『理性と情熱について』
理性とは、
そればかりが働くとあなたを
封じ込めてしまう抑制の力。
情熱とは、
放っておくと自らをも
焼きつくしてしまう炎。
理性を道案内にして、
情熱を歩ませなさい。
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『自分を知ることについて』
人はすでに心でわかっていることでも、
言葉で理解したいもの。
自分の夢の生まれたままの素肌に、
その指で触れてみたいのです。
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『友情について』
友が考えを語るときには、
｢それは違う｣
と言うことを
恐れてはいけません。
｢そのとおり｣ もためらわないように。
友情とは魂を深め合うためのものであり、
目的などあってはいけません。
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『語ることについて』
声のなかの声に語らせれば、
耳のなかの耳へ届きます。
それでこそ、あなたの心の心理が
聞き手の魂にとどまるのです。
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『善悪について』
自分自身を惜しまず
与えようと努めるとき、
あなたは善です。
しかし、自分のためになにかを
求めれば悪というわけでは
ありません。
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『別れの時』
もし今言った言葉が
漠然としていても
明確にしようとは
しないでください。
ぼんやりと不透明なのは
すべての始まりであり、
終わりではないのです。
どうか私のことも、
ひとつの始まりとして
覚えていてください。
―――
しかし、あなたには
まだ見ることも聞くことも
できません。
いつの日か、
あなたの両目を覆うヴェールは
それを織った手によって
取り払われ、
あなたの耳をふさぐ粘土は
それをこねた指に
穴を開けられるはずです。
すると見えてくるでしょう。
聞こえてくるでしょう。
そのときあなたは、
決してそれまで見えなかったことを
嘆いたり
聞こえなかったことを
悔やんだりはしません。
なぜなら、その瞬間こそ、
あなたはあらゆるものに
隠されていた意図を知るのですから。
そして、光に感謝するように、
暗闇にも感謝するようになるのです。
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大好きな本たちを、
大好きな場所で、
大好きな方々へ
半年間、届けることができた
幸せを感じております。
毎週の連載は、今回で最終回となります。
また、いつか
お会いできる日を楽しみにしています。
半年間、読んでくださった皆様へ
感謝をこめて。
本当にありがとうございました。
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様々な本に出逢える幸せと
この記事を読んで下さる皆様へ
心より感謝致します。
楓
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