「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
5月19日
罪の意識にさいなまれるのはやめる
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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日本では、「あんなにしてやったのに、何もしてくれない」とか
「親の面倒をみるべきだ」とか「年寄りの言うことは聞くべきだ」と
責めたり、押しつけたりして、無意識のうちに、人に罪悪感をうえつけてしまって
いることが多いものです。
とくに、共依存症の人やアダルト・チルドレンの人は、罪の意識に悩まされがちです。
たとえばアルコールなどの依存症の人に「お前のせいだ」と非難され続けると、
相手がお酒を飲むのは、自分が悪かったからだと思い込んでしまったりします。
自分が何とかすれば、相手にお酒を飲むのをやめさせることができるのではないかと、
あれこれ管理をしようとしますが、うまくいかず、ますます罪の意識は深まります。
不健全な家族の中で育った人たちは、自分が悪い子だったから両親の仲が悪く、
いつもけんかをしていたのだと思い込んで育っています。
このような人は、大人になっても、相手から「これをやるべきだ」
「あなたのせいだ」というようなこと言われると、それをそのまま信じ込んで
しまいがちです。
罪の意識が、自分の中にどれくらい大きな部分を占めているかを、見てみましょう。