「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
7月29日
依存、共依存のゲームはやめよう
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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依存症の人と共依存症の人とのゲームは、どちらかがやめないと、
どこまでも続きます。
依存症の人は、アルコールなどで頭と心がマヒしてしまっているので、
自分には問題はないと思い込んでいる場合が多いのです。
ですから、自分からゲームを終えたいと思うことは滅多にありません。
共依存症の人は、依存症の人をコントロールしようとしてもそれができず、
自分が惨めになっていくのを、ひしひしと感じています。
たとえ不公平でも痛みを感じている人がやめないと、
この惨めなゲームは終わりません。
共依存症の人がゲームから降りたとき、はじめてこのゲームのからくりが
わかってきます。勝者はいないゲームであったことが。
自分は闘うことをやめても相手がまだ依存症を続けていたら、
距離をおいて見守るか、つらくてもその人の側から離れていきましょう。
そうしないと相手だけでなく、あなたも、家族全員も、みんな、おぼれてしまいます。