「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
12月7日
“完璧な愛”を追い求めない
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
親から「お前は何の不自由もなく育てた」とか「本当に可愛がってやった」「お前は愛情をいっぱい受けて育った」と言われても、何となく愛情を心の底で感じないことはありませんか。
これは親が子どもという”アイディア”を愛していたためで、人間として愛してもらえなかったせいかもしれません。
親の言うことを聞いてお人形のようににしていれば可愛がってもらえたり、どんなわがままを言っても、あまやかされ、制限をされず、むやみとあがめられて育ったりすると、本当の愛情を知りません。
そこで、大人になってもどこかで愛を得ようと必死になって探しまくります。
愛人や恋人をつくっては捨て、つくっては捨てている人は、もらえなかったまぼろしの本当の愛を追い求めているのかもしれません。
皆からちやほやされていないと愛を感じず空虚になってしまうので、それから逃げるために、得ることのできない究極の愛を追いかけてしまいます。
一つの人間関係に入ったら、自分にプレゼントするようなつもりになって、一コマずつ愛を積み重ねていきましょう。
ほかのもっと”完璧”そうな人にどんなにひかれても飛びつかないで、一つの人間関係の中で自分をじっくり見つめ、愛情を深めていく経験をしましょう。
いてもたってもいられないような気持ちになったら、逃げないで自分を見捨てることのないようじっとしていましょう。