「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
5月23日
心の傷を繰り返し語る
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
過去に受けた心の傷(トラウマ)を語りましょう。
トラウマを心の奥深くとじこめていたり秘密にしておくと、いつまでたっても傷ついたときと同じ状態に、凍りついたままになってしまいます。
ある特定のことに関して、トラウマとなったできごとのあった時点の年齢の考え方、感情、感覚で理解しているので、それは現実とはかけ離れたものになっています。
たとえば、父親にたたかれていた人は「男は皆、こわいものだ」という考えが固定化して変化しないまま大人になってしまい、男女関係がうまくもてないようなことがあります。
仲間やセラピストなどトラウマを理解してくれる人に、何度も繰り返して話していくうちに、だんだん現在の年齢になりに心の傷をうけとめられるようになり、視野が広がり、子どもとして抱いていた大きすぎる恐怖が小さくなっていきます。
いろんな角度から心の傷を繰り返し話すこと自体が、癒しにつながることを知りましょう。