「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
4月14日
相手と競争しない
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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相手と競争しない練習をしましょう。
口げんかなどで相手に負けまいと必死になり、エスカレートしていく場合があります。
たとえば、相手が「あなたはこの前、私のことをバカにした」と言うと、自分も「あなただって私のことをバカにした」と相手と同じような悪い点を持ち出して競争しあいます。
妻が「夕食に遅れるんだったら、どうして電話くらいくれないの」と言うと、夫も「お前だって電話するのを忘れたことがあるじゃないか」とやり返し、妻は「私が電話するのを忘れたりしたら、あなたなんか、すごいけんまくで怒るじゃないの」とお互いに相手の方がもっと悪いと言いあってエスカレートしていくわけです。
自分がもう少し大きい声で強い言葉を使えば、相手は納得していくだろと押し続けます。
まるで相手の欠点を、もっと多くもっと強く打ち出せば、相手は当然わかってくれるだろうと信じているかのようです。
残念ながら、こうして競争すると、お互いに怒りが増すばかりで、お互いの話がわかるどころか、憎しみでいっぱいになります。
競争しているなということに気づいたら、自分の方から「競争するのはやめたいので、少し心を落ち着かせてから、また、お話します」といっとき休みをとりましょう。