諸富先生の記事です。
Facebookで昨日どこかから流れてきた2020年のYahooニュースの記事ですが、アダルトチルドレンについて書いてありました。
私たちには馴染み深いコンセプト名ですが、知らない人は全く知らない言葉だし、今更?今だからこそ?書いてくださったのか分かりませんが、わざわざ言葉を出してコンセプトを説明してくれているところに少し新鮮な印象を受けたので、シェアしてみます。(そこにヒットしました)
記事には、親に必要なのは「忍耐力」や「待つ力」とありますが、私は見守る力という表現のほうが(我慢を想起させないので)好んでいます。
期待・比較・決めつけやラベリングの眼鏡を外した 愛ある眼差しの効果を自分自身が体験してきたましたし、我慢は一瞬で攻撃に変わりますが、見守る事はスペースが生まれるから好きです。
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いい子症候群の子どもは、大人になったときに、「アダルトチルドレン」と呼ばれるようになります。アダルトチルドレンとは、子どもの頃に自分らしくさせてもらえない体験を重ねることで、大人になってからも、生きづらさを抱えてしまう大人のことです。
アダルトチルドレンの人たちはたくさんの問題を抱えています。先に例に挙げた女性のように、人生自体に空虚感を持ってしまうこともそう。また、職場や家庭などの人間関係においても多くの壁にぶつかります。自分がなにをどうしたいのかということがわからないため、「わたしはこうしたい」という交渉ができないからです。そうして、我慢に我慢を重ねて不満を限界までため込んだ揚げ句に、「わたしを大事にしてくれない!」と怒りを爆発させるということになる。でも、相手からすれば、自分のことをなにもいわない人の気持ちなんてわかりようがありませんよね。