こんにちは、アコアのわねざきです。
福岡市の補助金事業『家族の回復プログラム』、通称「Love Family Project (LFP)」、
粛々と進めております。
アダルトチルドレンである私たちは、
両親(親夫婦)に対する、想い・願い・訴えがあります。
それは幼い頃から、言語化できずに一人で抱えてきた切なる叫びであり、
「親たちに(喧嘩にならず)もっと正直に愛し合ってほしかった」
「親自身が自分の心と向き合ってほしかった」
「親自身が、自分たちそれぞれの心のケアをしてほしかった」
「自分(私)の感情を自由に感じて自由に表現できる環境を与えてほしかった」など、
(今だから言葉にできる)リクエストがありました。
子育てという壮大な共同作業を担う親の関係が不調和であるとき、
子どもは親の顔色を優先し、自分を後回しにし、自分自身を生きられなくなります。
不調和のなかで暮らす子どもたちは、調和された世界を知らないまま社会に出て、
生きていくのに必要となる人間関係の構築に、大きな困難を感じることになります。
そんな仕組みが分かった今、もうこれ以上、家族の中での対立や孤立を存続させる必要はありません。
育った親からは、”機能する健全なコミュニケーション”を教えてもらってこなかったけれど、今のパートナーシップで新しいスキルを習得し、自分の育った家庭では得られなかった緊張や暴力のない調和した家庭環境をつくりたい、家族をあきらめたくない、と
現状改善を求めるカップルに向けて、このプロジェクトを始めました。
この「家族の回復プログラム」の個人カウンセリングやカップルカウンセリングも
みなさん深い気づきに満ちた素晴らしい時間なので、
まだ参加をお決めになられていない方々へご紹介したいと思いつつ・・
ご報告ができないまま今日にいたりました。
今日の午前と午後は「心理コミュニケーション講座」でした。
内容としては「アコアこころの回復クラス」の凝縮版といったかんじで
「交流分析」「アサーション」「傾聴」「境界線」「AC/インナーチャイルド」等
の情報とともに ”健全なコミュニケーション”の基礎スキルと、感情の付き合い方など
アダルトチルドレン特有のテーマを、解決志向で紹介しています。
今日は4組のカップルがご参加くださり、アダルトチルドレンである当事者ボランティア3名とともに、オープンハートなわかちあいの素晴らしい時間になりました。
安堵の涙あり、笑顔あり、愛に満ちた雰囲気が充満していました。
提供させて頂いた私たちも、深いところが満たされるような、嬉しい体験となりました。
感謝で胸もおなかもいっぱいです。ほんとうに、今日も良い一日。
有難うございました。
早速レビューを頂いたのでご紹介します。
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夫と一緒に参加できて、虐待サバイバーや依存症に関する心理的な知識を共有できたのが有り難かったです。
共通言語を持って、話す事ができるようになったと思っています。終わった後、夫と握手をして互いに「ありがとう」と言い合えました。夫から心のこもった「ありがとう」を言ってもらったのは初めてのような気がして、とても嬉しかったです。
また、他のカップルさんのお話をお伺いできたことで、それぞれの関係性、感じることの違いを知ることができ、同じように関係性で悩んでいる人たちがいるのだと、場を共有できたことが心強かったです。
皆、それぞれ互いの関係性について諦めることをせず、放棄せず、自分や相手との関係性を良くしようと自分自身に向き合っているのだと思うと、改めて自分も含めて皆すごいなと思いました。
今、自分のパートナーが今の夫でよかったと心から思っています。素晴らしい講座でした。本当にありがとうございました。
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スタッフHさんからのメッセージも届きました。
当事者スタッフのHです(^^)
一ヶ月この回復プログラムを行なってきました。
グループミーティングと心理講座へ実際にご一緒に参加して思うこ
参加者のみなさんは「本当は仲良くしたい」という気持ちにあふれ
1日や2日ですべてが良くなるわけではないけれど、状況整理やア
まだまだ募集しておりますので、気になった方は是非この機会を使
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この事業は8月半ばまで続きます。
カウンセリング、講座、グループミーティングへの無料体験が可能です。
残席ございます。お問い合わせ・お申し込みはお気軽にメールまたお電話ください。
npoacoa.info@gmail.com
080-5171-3501
★7月26日(日)講座参加者 募集中です★