『ライフレッスン』エリザベス・キューブラー・ロス
【第八章 恐れのレッスン】(p204より)
恐怖心に立ちむかっていき、チャンスをものにするようになったら
さらに大胆になって、夢を追いかけていったら?
愛の経験に自由に身をゆだねて、人間関係に充足をみいだすようになったら?
世界はどんなものになるだろうか?
恐れのない世界。
信じられないかもしれないが、人生にはわれわれの経験をこ
恐れがなくなったとき、可能性は一気にひろがる。
われわ
恐怖は、原始的なレベルでは、有用な警報システムである。
夜遅い
恐怖心は安全装置であり、それなしに生存を維持することはむずか
しかし、じっさいには危険が存在しない状況でも、恐怖を感じてし
リアルな恐怖心ではなく、つくられた恐怖心である。
怖いとい
それにとりつかれると人は無力になり、なんの手
俗に、False Evidence Appearing Real(現実のようにみえる絵空事)といわれる FEAR(恐怖心)である。
その種の恐怖心は過去の経験に根ざし、未来にたいする恐れとなってあらわれる。
ところが、よ
つくられた恐怖心は成長と癒しをもとめる、たましいの叫びである。
現実を、過去を克服して現在を選びとるための機会なのだ。
本章で
恐れをつうじて自己の道をみいだし、恐れが提供している数々の機