心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
10月17日
涙は深い傷を癒してくれる
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
何かが失われたとき、思いっきり泣きましょう。
誰か知っている人が亡くなったとき、思いっきり泣きましょう。
手術をして体の一部を切り取ったとき、思いっきり泣きましょう。
失恋して恋人を失ったとき、思いっきり泣きましょう。
親子の縁を切ったとき、離婚したとき、子どもが家を出ていったとき、
友だち関係を切ったとき、仕事をやめて同僚と別れるとき、卒業して別の世界に行くとき、
依存していた人やアルコールなどの物質を捨てたとき、思いっきり泣きましょう。
失われた人、物、事への悲しみを表現するグリーフ・ワーク(嘆きの仕事)は、
大切な一過程です。
悲しみをすっきり流し去ることができないと、新しい一歩を踏み出すことが
むずかしくなります。
涙は、深い傷を癒してくれます。「泣いちゃだめ」「しっかりしなさい」などと
止めてしまわないで、自然に止まるまで泣いてみましょう。
泣けなかったら、大きな声を出して、悲しみを表現してみましょう。