「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
3月29日 「忍耐」とは何か
自分は生きるのに、あたいする人間です。 自分は、自分のままでいいのです。 自分は愛するに、あたいする人間です。 自分は、自分の居所をつくっていいのです。 自分を、うんと好きになります。
耐える力をつけるように努力しましょう。
自分の回復が遅かったり、他人が自分の思うように変化しなかったりすると、
イライラして待ちきれなくなったりします。
そんなとき、途中で投げ捨てたり、反射的な行動に出ないようにしましょう。
長い間かかってでき上がった機能不全な行動パターンを本当に変えるには、
長い時間がかかります。
じっくり時間をかけて、焦らずに進んでいきましょう。
適度な忍耐力は、いろいろなところで役に立ちます。
ものごとを静かに、じっくり見つめることができます。
時間をかけて待っていると、時には自然に問題が解決することもあります。
「どんなにひどい目にあっても我慢しなさい」と
言っているわけではありません。
無気力や現実の否認と、忍耐とはまったく違うものです。
忍耐とは、待っている間に考え、自分の感情に気づき、
いちばん適切な行動は何かをじっく り考察するアクティブな過程を言います。
すぐに答えを出さなければならない、問題を解決しなければならないという、
せっぱつまった焦りの感覚が出たときには、待てないと思っても、
もう少し忍耐強く待ってみましょう。