***** SelfHelpGroup ACOA<自助アコア>とは *****
アコアは、AC、摂食障害、DV・虐待被害からの回復を願う人たちの集まりです。
アコアでは、‘生き辛さ’や、‘生きている’ことの苦しさで悩んできた人たちのための、回復していくプログラムのひとつとして、グループミーティングを行っています。グループミーティングは一人で悩むことをやめ、同じ問題を抱えた仲間に出会い、互いに助け合いながら回復していく為の「安全な場」です。
今まで抱え込んできた、怒りや混乱、不安、悲しみなどを語る「言葉」を手に入れ、それらを用いて、自分について・自分と親との関係について(同じ感情体験を経験した仲間に見守られながら)安心感とともに語り、語ることで自分を癒すという作業から始まります。
新しい仲間と出会い、その回復の手助けをすることは、自らの成長と回復のために、そして、これまでに学んできたことを分かち合うためにも、とても大切なことです。
もちろん、グループにいてもすぐに答えが見つからないこともあるでしょう。
けれど大切なことは、決めつけず、あきらめず、気楽に、そして一緒にその答えを探し求めていくことです。もう一人で抱え込まなくても良いのです。
***<アコア>で大切にしていること
決めつけないこと・比較しないこと・期待しないこと
「決めつけ」「比較」「期待」・・気づいたら、息を吐いて、今ここに。
自分の思考に気づけるように練習していきましょう。
呼吸に注意向けながら、身体の感覚・五感に注意を向けて、「今ここ」に。
***<アコア>での回復とは
アコアでの回復とは、症状がなくなることだけではありません。症状だけを取り上げて、それを無理にやめさせようとしたり説教をしたりすることは決してありません。「治したいけど 治りたくない」とか,楽にはなりたいけど治したくない」など・・一般的には不思議に思われるような考えを持っていたとしてもそれもありのままOKです。
回復で大切なことは、今の自分を認め、自分を責めずに、自然な自分を受け入れることです。
その為にはまず一人で悩むことを辞めて、同じ悩みを抱えた仲間たちに囲まれて「ありのままの自分」でいても大丈夫なんだ・・と感じられる「安心できる場」を持つことが必要です。
同じ悩みで苦しんできた人たちが、当事者本人からの正直な体験を聴くこと、本人も心を開いて自分を語れること、そうして向き合わねばならなかった「問題」と「体験」を、仲間と分かち合うことで、相互に援助しながらゆっくりと回復に向かい新しい生き方が出来るようになるのです。長い間、あなたを苦しませ悩ませてきた問題が回復の実感とともに、解決へと繋がることを私たちは何よりも願っています。
***<アコアミーティングの流れ>
その後、自分の話(生い立ちや生育歴など、今悩んでいることや不安なことなど)を一人ずつ自由に話していきます。(話をしたくない時にはパスしても大丈夫です。)お話し頂く内容については、‘言いっぱなし・聞きっぱなし’がルールです。
・「仲間の話を聞いていて・・」くらいの表現はokです(個人名は言わないようにします)
※フェローシップ・・分かち合いの時間。ミーティング中に話せなかったことを仲間と分かち合います。 この時間も、詮索やアドバイスはしないようにします。
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【アコア(ACOA)】は経験と力と希望を分かち合い、今まで抱えてきた「生きづらさ」を見直して、互いに回復を助け合っていく共同体です。私たちの目的は、一人で悩むことをやめ、同じような問題を抱えた仲間と出会い、互いに助け合いながら、共通の問題の解決に向けて、他の アダルトチルドレン、 摂食障害、DV・虐待被害者の方も今までより楽な生き方を達成できるように助け合うことです。
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アコアは特定の政治団体や宗教団体に縛られておりません。特定の組織や人物をあがめたりカリスマ化することもしません。メンバー同士の特定団体への勧誘行為・ネットワークビジネス持ち込み禁止です。どのような活動も強制されることはありません。
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