2007年に自助アコアを一緒に立ち上げた
『食べすぎてしまう女たち』ジェニーン・ロス 精神科医・斉藤学・訳
原著序文より 自分では、痩せることが目標だとばかり思っていました。 しかし、本当の目標は傷つかなくなることだったのです。 ほとんどの人が、家庭に問題を抱えていました。 にもかかわらず、私達は食べ物と体重が自分の最大の問題だと考えているのです。 私達は、ダイエットして体重さえ減ればすべてうまくいくと信じているのです。 実際に私達のほとんどが 大幅な減量に5回、10回あるいは20回も成功していながら、
いまだに不幸だというのに。 私達は再び太り、そしてまたダイエットに励むのです。
ダイエットの効果がないのは、食べものや体重が単なる症状であり、 真の原因ではないからです。 これほど多くの人々が、 とくに空腹でなくても食べものを摂るのには理由があるのです。
しかし、体重いう手近で、文化的にも正当化された関心事があるため、 私達はその理由を深く考えることをしませんでした。 私たちがつい食べてしまう理由は、意志の強さ、 カロリー計算や運動などでは説明でいないほど複雑で、 またそのような手段では克服できません。 私達が食べる過ぎる理由は無視、信頼・愛情の欠如、性的・身体的虐待 表面化できない怒り・悲しみ、差別の対象となることや 再び傷つけられることからの自己防衛と関係があるのです。 私たちが、食べすぎることで自分自身を虐待するのは、 私達自身が虐待を受けたからです。
私達は、精神的外傷を負ったからではなく、精神的外傷を抑圧したから 自分を嫌悪する不幸な成人となったのです。 ・・・以下省略・・・ 抑圧からの解放の為に、 現在を生きる為に過去を通り抜ける。
越えるのではなく、飛び越えるののでもなく、抜け出すのでもなく、
通り抜けるのです。
過去に対し、
話して、感じて、泣いて、怒って、笑って、恐れることなく正直でいること。
そうすれば、現在のことがありのまま感じられます。
・・とありますが、それがなかなか難しく受け入れられないから、
同じことを繰り返して、罪悪感にさいなまれるのですよね。(@_@;)
転載元: 摂食障害 えるも・鬱、過食嘔吐,風俗嬢
|