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ジュディス・ハーマン

(http://www.just.or.jpホームページより引用)

 

ジュディス・ハーマン(Judith Lewis Herman、MD,)はアメリカの精神科医で、

『心的外傷と回復』の著者として知られています。

1942年、ニューヨーク市に生まれ、マサチューセッツ州ラドクリフ・カレッジを卒業したあとハーバード大学医学部に入学、1968年に卒業しました。

彼女は1992年に『Trauma and Recovery』(邦題『心的外傷と回復』中井久夫訳 1999年)を発表し、PTSDをめぐる歴史、症状、治癒過程を詳しく叙述しました。この書物は、いまやPTSDによって苦しめられている人たちにとってバイブルのような存在になっています。

その中で、それまでの事故や災害など一回的なトラウマから起こるPTSDと区別して、たとえば幼少期の家庭内での虐待のように、一回ずつの出来事は身体的に命にかかわる重篤性を帯びていないとしても、継続的に受け続けた心的外傷から起こるPTSDを「複雑性PTSD」という概念で説明しました。

1990年代初めの記憶戦争では、ハーマンは虐待被害者の側に立って法廷で果敢に戦ってくれましたが、相手方の証人として出廷してきた著名な女性心理学者ロフタスや、ロフタスと連動して裁判を戦っていく財政基盤をととのえたFMSF(偽記憶症候群財団)などによる周到な反撃にあって、だいぶ苦戦し、その結果、社会的なバッシングにさらされることとなりました。

しかし、このような逆境においても、自分の信じることを坦々とやっていくことしかないという心境に達したハーマンは、1999年に過去の研究の延長である『Father-Daughter Incest』(邦題『父-娘 近親姦 :「家族」の闇を照らす』齊藤学訳 2000年)を発表し、家庭内で行われている近親姦は、一般に知られているよりもはるかに多いことを実証し、それによって今後のPTSD治療の指針を示しました。

そのことについてハーマンは、2000年にボストンを訪れた齊藤学と会談しました。

当時、日本でもマスメディアなどによる無理解とバッシングにさらされていた齊藤は、ハーマンの姿勢を見て学び、もともと理解しようとしていない人々へ反論しても意味はないと考えるようになり、以後は社会的発言よりも、自身も坦々と自分の信じる方法を続けることに重きを置くようになったと後に述べています。

その後ハーマンは、ハーバード大学医学精神科准教授であるとともに、ボストンのトラウマ支援団体(Boston Trauma Support)の犠牲者回復センターVOV(Victim of Violence Program)の監修者として活動をつづけています。

 

(http://www.just.or.jp当団体ホームページより引用)

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