アコアのブログ

暴力あるいは暴力の影響を受けた女性たちの回復支援/当事者団体(福岡市) NPO法人アコアのブログ                        自助グループMTG /カタルシス瞑想会 / ARTプロジェクト/Dance WorkShop / 女性のための福祉サービス自立訓練(生活訓練)事業所「アミーガ」(藤崎)

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(過食)ビンジと(浄化)パージのサイクル

ビンジ(過食)とパージ(浄化)のサイクルは 

アルコールやドラッグ依存症の「ハイ」と「ダウン」の時の状態とよく似ている。 


ビンジは、
辛い感情や、自己否定感による痛みを遮断する行動ですが、 

同時に、自虐行為でもあり、自己否定感に油を注ぎます。 



パージは、
深まった自己否定感を和らげようという試みです。 



食べ物と体重とが、
人生で唯一残された‘自分がコントロールできる領域'だと 信じている行動です。 


外見を何とかコントロールすることで、 内面の 怖れや痛み、孤独、自己否定感を、 少しは何とかできるだろうと、思い込んでいるのです。 



感情の遮断状態とは、 
これ以上傷つかないように、と、
張り廻らされた予防線です。

  

これにより、
感情は変装を施され、
否認はされるかもしれませんが、
決して消えることはないのです。  

 

感情はメッセージでありヒントだということを、理解しましょう。   


感情は、傷つけるためにあるのではなく、自分を助けるためにあるのですから。




自分には抑圧された感情がたくさんあるという事実、 

主に「怒り」(怒りは傷ついたことへの自然な反応)があるのだという事実も、

少しづつ認めていきましょう。  




自分がAC(アダルトチルドレン)であること、

そして、その背景にある 機能不全だった自分が家庭のコミュニケーション環境を、

言い訳や理由をつけずに
まず 認めることから始まります。


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アファメーション

☆完璧ではないけど、私はこれでいい。

☆間違いを犯すけど 私には価値がある。

☆ありのままの私はかけがえのない存在だ



非現実的なハードルを現実の高さに下げて、これらの言葉(アファメーション)を受け入れて、自分の中にきちんと位置づけていく過程こそが回復。



頭のどこかで考えているような『完璧な回復』などは
きっとどこにもないのです。



参考文献:クラウディアブラック『持ちきれない荷物を抱えたあなたへ』







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