「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
4月15日
昔のことで相手を責めない
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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相手と話をするとき、相手の許可なく昔のまちがいを持ち出さないと
いうことを覚えましょう。
口げんかになったとき、昔のできごとを持ち出して、
相手の現在のまちがいの裏づけをしようとすると、けんかはますます激しくなります。
たとえば、相手が「貸してあげた本を、どうして期限までに返してくれなかったのか。
三カ月前にも本を返すの遅れたじゃないの」と言うと、
自分も「じゃ私が去年貸してあげた傘はどうなったの。
二年前にも貸したお金を返すのが遅れたじゃないの」と、
お互いに昔の誤りを掘り起こして、相手を責めるやり方です。
問題があったら、その問題の解決に焦点をおき、過去のことはパターンに
なっていないかぎりは持ち出さないようにしましょう。
「この前、貸してあげた本、もう読み終えましたか。ちょっと読みたいので、
明日までに都合をつけて返してくださるとありがたいんですが」と、
過去のまちがいを持ち出すことなく、すっきりと伝えてみましょう。
もしそのまちがいがパターンになっていて、相手にそのことを知らせたいときは、
相手の許可を得てから、本当に親切心から出る言葉を使って言いましょう。
相手を責めたいという下心が自分にあるのなら、いっとき話をするのはやめましょう。