「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
4月8日
力のない人に対する虐待をやめる
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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アビューズ(虐待)について考えてみましょう。
アビューズは、力関係か不均等な場合に起こります。
力関係がほぼ同じ場合には、葛藤や争いは起こるけれども
アビューズという形にはなりません。
たとえばアビューズは、男と女、夫と妻、親と子ども、先生と生徒、
上司と部下、上級生と下級生、雇用者と被雇用者、地位と名誉のある人とない人、
年上の人と年下の人といった関係の間に起こります。
恋人同士、夫婦関係など、一見平等であるかのような関係でも、
よく見ると経済面で力関係ができていたり、教育程度が違っていたり、
体力に相当の差があったり、社会的、文化的、感情的に不均等な場合がほとんどです。
こういうときは、力関係にいる人たちが主に責任をとり、
アビューズが起こらないようにする必要があります。
子どもが言うことを聞かなかったから、妻が帰ってくるのが遅かったから、
下級生がなまいきなことを言ったから、ぶったのだという言いわけはききません。
相手をあくまで尊重し、身体的、性的、精神的なアビューズをするのはやめましょう。