心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
10月9日
「空っぽ」の愛を抱え込んだとき
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
コントロールされているとき、
誰かが心配して自分を離さないとき、
自分のことをあれこれとかまってくれるとき、
自分は愛されていると思い込んでいませんか。
共依存されているのと本当の愛を、同じものだと受けとめていませんか。
自分がコントロールされていないと愛されていないと思い、寂しくなってしまっていませんか。
共依存症の人は、相手をコントロールしたり、べったりくっついて世話をするのが
愛することだと思い込んでいるので、反対に、自分もコントロールされていないと、
愛されているとは感じられなくなってしまいます。
ところが当の相手は、共依存症の人が何もかもやってくれるのでますます身勝手に
自己中心的になり、自分がしてもらっているように相手を気づかい、目を離さず、
かまってあげるということはしません。
それで、共依存症の人はいつも「空っぽ」の愛を抱え込んでいるという事態になるわけです。 こんなときには、少し距離をおきましょう。
お互いに、だいたい同等なエネルギーを使い合っているかどうか、
コントロールしたりされなくても自分は大丈夫かどうか、自分に聞いてみましょう。