「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
8月25日
親を責め続けていると成長はない
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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親から受けた傷を流しましょう。
親を責め続けていると、自分の成長がありません。
自分が親になってみると、子どもが言うことを聞かなかったとき、
カッとして怒鳴ったりたたいたりするのは、実に簡単で自然に出てくる行動で
あることがわかるでしょう。
とくに、自分もそのようにして育てられた場合、フラストレーションやストレスが
たまったり、カッとなると、すぐ子どもに手が出たり、怒りを爆発させたりします。
自分の怒りで頭がいっぱいになり、反射的に出る行動で、
子どもの感情を考える余裕がありません。
それがどんなに子どもの心に傷となって残るかをじっくり考えることができたら、
あるいは自分の怒りの始末の仕方がわかっていたなら、
こういう行動には出なかったかもしれません。
もしあなたが親で、子どもに怒鳴り散らしたり、たたいたり、
せっかんをしたことがあったら、自分を許してやってください。
もう、これからはしませんからと。
もし自分が親から、こういう仕打ちを受けていたら、親を許してやってください。
良いしつけをしていると思ってやったことかもしれません。
親自身の親から習ったことを、そのまま次の世代に渡しただけかもしれません。
いずれにしても、大人の自分は、自分の行動に責任をとる必要があります。
親を責め続けるのはやめましょう。