「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
5月9日
行動の境界線を守る
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
行動の境界線(バウンダリー)について、考えてみましょう。
妻や夫、恋人、子どもなどから暴力を振るわれていたり、つっけんどんに扱われるのを許してはいませんか。
暴力を振るう側に全面的に非がありますが、何度も暴力を振るわれたりしているなら、それを許している自分の行動にも注目しましょう。
あなたがまるでその人の所有物か、犬や猫のように扱われたりしたら、その人があなたの境界線を越えてきてしまった証拠です。
同時にそれは、あなたの行動の境界線がはっきりしていないせいでもあります。
自分の体の安全は、自分に属します。
他人に自分の境界線をおかされることのないように、あなたの人権を侵害する行為には、はっきり「ノー」と言いましょう。
そして、そのような危険な人のまわりをうろつかないようにしましょう。