「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
2月23日
依存心から独立心へ、そして相互依存へ
_____________________
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
_____________________
依存心から独立心へ、そして相互依存へと進むことを学びましょう。
依存心の強い人は、他人に自分を幸福にしてもらいたいと思います。
他人に精神的、感情的、身体的、金銭的に頼り、
他人が自分の欲することをしてくれないと、その人を責めます。
そして自己評価は、他人が自分をどう思うかで上がったり下がったりします。
次の発達段階として、独立心に進みます。
独立心がある人は何でも自分でやろうとします。
自分の幸福を、他人に頼りません。
自己評価も他人によらず、自分の思考、感情など、自分の内なる声で評価します。
しかし、これがあまりにも強いと独りよがりになり、弱い者に対する慈愛に欠けることになります。 また自分が弱い立場に置かれたとき、自分に対しても厳しく、批判的になりがちです。
気をつけないと、他人が自分をコントロールしようとしているのではないかなどと、
他人を疑いの目で見たり、他人を受け入れない態度などが出てくることがあります。
独立心を得たあと、次の段階として、相互依存を得るよう努力しましょう。
相互依存心は相手のことを思いやり、しかも自分の考え、感情を失わない成熟した人間関係をはぐくみます。