「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
1月14日
「親の愛情について考える」
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
親の愛情について考えてみましょう。
多くの親たちは子どもを自分たちの都合でつくるものです。
「まちがって、できちゃった」「子どもは産むものだから」「家族をつくるのは当然だから」「年をとってから、さみしいから」など、自分たちを中心に考え、産んだ方がいいかどうかを本当に子どもを中心にしてじっくりと考えることは少ないのです。
このようにして生まれてきた子どもは、大人の道具として扱われたり、親の心理的欲求を満たすために生きるようになってしまうことがままあります。
親の子どもへの愛情のように見えても、実は親が自分を愛して欲しいから溺愛するということもあります。
親の愛とは本来、報酬を期待しない、無条件なものです。
子どものためだと言って子どもにギューギュー圧力をかけるのは、本当の愛ではありません。
子どものしたいことを全部させる甘やかしも、本当の愛ではありません。
あなたに子どもがいたり、これから子どもをこの世に生み出すチャンスがあるのなら、ぜひ真剣に考えて、真の愛を与えられるようになりましょう。
自分が十分に満たされていないと、無意識のうちに、子どもに期待してしまいます。
真の愛を得られなかった人は、意識的に、自分で自分に愛を与えましょう。
また、本当に自分のことを思ってくれている人たちとつきあうようにしましょう。