アコアのブログ

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今日一日のアファメーション 4月18日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月18日

 

「自分が良くありますように」

 

____________________

自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

____________________

 

12ステップを使う自助グループでよく唱えられる平安の祈りを、

自分に合わせて作ってみましょう。

 

たとえば、

「自分にできることには責任をとる勇気を持ち

自分の限界を超えるできないことは天にまかせ

自分にできることと、できないことの区別ができる知恵がつきますように」

などと。

何回かくり返して、口に出してみましょう。

そして最後に目をつぶって呼吸を整えた後、息を吐きながらゆっくり静かに、

「自分が良くありますように」という肯定の言葉を何回か言ってみましょう。

 

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今日一日のアファメーション 4月17日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月17日


将来の可能性を否定しないで

 

_________________

自分は生きるのに、あたいする人間です。

自分は、自分のままでいいのです。

自分は愛するに、あたいする人間です。

自分は、自分の居所をつくっていいのです。

自分を、うんと好きになります。

_________________

ある問題を否定的に見て、それを将来の行動にまで

広げてしまわないようにしましょう。

口論になったとき、未来をネガティブに予測することによって、

相手にパンチを与えるというやり方をしてしまうことがあります。


たとえば、貸してあげた本に相手がキズをつけて返してきた場合、

どうしてキズがついたのか聞く代わりに、「もう絶対貸してやらない」と、

将来の可能性を否定してしまってはいませんか。

子どもが試験で良くない点をとると「お前は大学なんか行けないぞ!」と

未来を否定的に決めつけてしまったりすることは?

親類や友だちに心傷つけられ「もう、こんりんざい、口はきかない」と

反射的に怒りをぶちまけ、将来のつきあいの可能性を絶ってしまうことはないですか。

心に傷がついたら、そのことに焦点を置いて、話を現時点ですすめていけばよいのです。

将来をネガティブに予測するようなことはしないよう、練習しましょう。

 

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今日一日のアファメーション 4月16日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月16日


「いつも~する」と言わないこと

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。

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対人関係で起きた問題を一般化して口にしないようにしましょう。

口げんかになったときなど、相手のまちがいを広げて

「いつも」をつけてしまいがちです。


たとえば、頼んだことを相手が忘れたりすると、

「あなたはいつも、ものごとを忘れる」

「どうして頼んだことをやってくれないの、いつもそうじゃない」

あるいは「お前は一度も頼んだことを素直にやったおぼえがない」などと、

現在のまちがいを一般化したり、正しいことを一度もしたことがないかのような

誇張した言い方をしてしまいます。

そうすると相手から「そんなことはない、この前あなたに頼まれたことを

やってやったじゃないか」と、防御的な答えが返ってきて、口げんかは、

果てしなく続きます。

 

口論になったとき、一般化して領域を広げて、

相手にもっとパンチを与えるようなことを言ってないかに注目し、

いまの問題に焦点をあてて話ができるようにしましょう。

 

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今日一日のアファメーション 4月15日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月15日


昔のことで相手を責めない

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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。

_________________

 

相手と話をするとき、相手の許可なく昔のまちがいを持ち出さないと

いうことを覚えましょう。

口げんかになったとき、昔のできごとを持ち出して、

相手の現在のまちがいの裏づけをしようとすると、けんかはますます激しくなります。

 

たとえば、相手が「貸してあげた本を、どうして期限までに返してくれなかったのか。

三カ月前にも本を返すの遅れたじゃないの」と言うと、

自分も「じゃ私が去年貸してあげた傘はどうなったの。

二年前にも貸したお金を返すのが遅れたじゃないの」と、

お互いに昔の誤りを掘り起こして、相手を責めるやり方です。


問題があったら、その問題の解決に焦点をおき、過去のことはパターンに

なっていないかぎりは持ち出さないようにしましょう。


「この前、貸してあげた本、もう読み終えましたか。ちょっと読みたいので、

明日までに都合をつけて返してくださるとありがたいんですが」と、

過去のまちがいを持ち出すことなく、すっきりと伝えてみましょう。


もしそのまちがいがパターンになっていて、相手にそのことを知らせたいときは、

相手の許可を得てから、本当に親切心から出る言葉を使って言いましょう。

相手を責めたいという下心が自分にあるのなら、いっとき話をするのはやめましょう。

 

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今日一日のアファメーション 4月14日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月14日


「負けたくない!」と必死にならずに

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。

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相手と競争しない練習をしましょう。

口げんかなどで相手に負けまいと必死になり、

エスカレートしていく場合があります。

 

たとえば、相手が「あなたはこの前、私のことをバカにした」と言うと、

自分も「あなただって私のことをバカにした」と相手と同じような悪い点を持ち出し、

競争しあいます。

妻が「夕食に遅れるんだったら、どうして電話くらいくれないの」と言うと、

夫も「お前だって電話するのを忘れたことがあるじゃないか」とやり返し、

妻は「私が電話するのを忘れたりしたら、あなたなんか、

すごいけんまくで怒るじゃないの」とお互いに相手の方がもっと悪いと言いあって

エスカレートしていくわけです。

 

自分がもう少し大きい声で強い言葉を使えば、相手は納得していくだろと押し続けます。

まるで相手の欠点を、もっと多くもっと強く打ち出せば、

相手は当然わかってくれるだろうと信じているかのようです。

残念ながら、こうして競争すると、お互いに怒りが増すばかりで、

お互いの話がわかるどころか、憎しみでいっぱいになります。

 

競争しているなということに気づいたら、

自分の方から「競争するのはやめたいので、少し心を落ち着かせてから、

また、お話します」といっとき休みをとりましょう。

 

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今日一日のアファメーション 4月13日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月13日


無理にわかってもらわなくてもいい

 

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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。

_________________


相手にわかってもらおうと、やっきにならないことです。

口げんかになったとき、どうしてそうなったかを振り返ってみると、

自分の考えが相手にわかってもらえていない、自分が誤解されていると感じたことが

きっかけになっているようです。

 

こういうふうに言えば、相手は誤解しないだろう、

自分の考えを受け入れてくれるだろうとやっきになります。

相手の考え方の間違いを指摘すれば、相手はなるほどわかってくれるだろうと、

それを言い続けます。結果は、相手を非難し責めることになり、

相手にますますわかってもらえなくなります。

相手がオープンな気持ちになって、あなたの話を受け入れようとしないかぎり、

あなたはエネルギーと努力のムダづかいをすることになります。

 

自分の言いたいことを、全力投球で、適切に、思いやり深く、

相手を責めないではっきり伝えたら、そこであなたの仕事は終わりです。

あとは、相手次第です。

相手がどんな反応を示しても、それはあなたの責任ではありません。

 

もし単なる誤解だったら「私の言いたいことは、はっきりしなかったようだから、

もう一度始めから説明させてください」と、もう一度相手にわかるように、

やさしく繰り返すことによって解決するでしょう。

もし解決しないのであれば、それは単なる誤解ではないので、

それ以上押し続けるのはやめましょう。

何が何でも相手にわかってもらわねばならない、と思うのはよしましょう。

 

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今日一日のアファメーション 4月12日

「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より

 

4月12日

 

社交辞令だけの会話はやめよう

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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。

________________

 

正直に、そして思いやり深く自分の思っていることを表現し、

素直に相手の言葉を受け止めましょう。

堅苦しい社交辞令だけで話したり、地位や役割にそって行なうコミュニケーションは、

時には必要ですが、満足できるコミュニケーションとは言えません。

このような型にはまったコミュニケーションはお互いの心にふれる楽しみ、

喜び、悲しみ、何かを発見する驚きなどの経験を欠きます。

 

今日はちょっと形を破って、相手を尊敬しつつ

本当の自分を出してコミュニケーションしてみませんか。

 

もし、あなたが店員だったら「毎度ありがとうございました」ではなく、

「今日は心がうきうきしていますから、その気持ちをこの品物と一緒にお包みしました」

と言ってみましょう。

 

あなたが先生だったら「何度いったらわかるんだ!おしゃべりはやめろ」ではなく

「楽しそうだね。でも授業が終わったあとの方が、もっと気楽に話せるよ。

僕も一緒に話したいな」と言ってみましょう。

 

もしあなたが上司だったら「この書類。コピーしてくれ」ではなく、

「いつもコピーをしてくれてありがとう。ちゃんと時間までにやってくれて

ありがたいと思っている。また、これをお願いしますよ」と言ってみましょう。

 

もしあなたが親だったら、「こんな成績じゃいい学校に入れないよ」ではなく、

「勉強でわからないことがあったり、いろんな悩みや問題があったら話しあおうね。

お母さん(お父さん)も子どものとき、勉強に手がつかなくて困ったことがあったのよ」

と言ってみましょう。

 

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