心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
9月13日
「私しかいない」という考えに要注意
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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「あの人は、いままで本当の愛を知らなかったから」
「もし本当に誰かが興味を示し、親身になってあげたら」
「いままで誰も、真剣になって聞いてあげなかったから」
「あの人の信頼できる人がいなかったから」
「私が心を開いて、信じてあげれば」
「チャンスさえ与えてやれば、きっとあの人は立ちなおる」
「私しか、支えてあげる人がいないから」
「私が何とかしてあげなかったら、あの人はどうなるの」
「みんな自分勝手で、あの人を見捨ててしまい、私しか残っていないから
世話するより仕方ない」など、いろいろな理由が頭に入ってきて、
自分の世話ができていない人の世話をしなくては、という考えにおそわれたら、
共依存症に逆もどりしそうになっているときです。
身体が不自由で、本当に他人の世話を必要としているのか、
それともあなたが世話をしてしまうので、
本人がますますあなたに依存してしまうのか、よく見極めましょう。
「私しかいない」「私だったら、何とかあの人を変えられる」という、
うぬぼれの心が出たら警戒しましょう。
「私しかいない」のは、「あの人」の不健全な行動が、みんなを追い払ってしまった
からです。心の健康な人は、不健全な行動の側には、寄りつかないからです。