「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
9月14日
自分の責任と他人の責任の区別
自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
本当の責任をとることは、簡単ではありません。
共依存症の人は、いらない責任までとってしまって生活してきたので、どこまで
が本当の自分の責任で、どこからが他人の責任か、区別がつきません。
自分のことは自分で責任を持つことまではわかるのですが、どこまで、まわりの人の責任をとったらいいのかわかりません。
親の子に対する責任、先生の生徒に対する責任、上司の部下に対する責任など、力のバランスがとれていない場合は、力のある人の方が、ない人より責任が重くなります。
上の人は、力のない人の成長をうながすような行動をとる必要があります。
友だち、夫婦、親類、近所の人、仕事の仲間など同等の力のバランスがある関係で
は、責任が一方通行になっていないか注目してみましょう。
一つ何かをしてあげたから、それとつり合うように必ず何かをしてもらう、というような固いものではなく、だいたいの責任のバランスがとれていることが大切です。
もし一方通行になっていたら、相手の責任を取り上げてしまって、自分のものにしているかもしれませんから気をつけましょう。