「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
3月31日
被害者意識を売り物にしない
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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被害者意識について考えてみましょう。
大人の場合、たいていの人は被害者となることを自ら許したり、自ら被害者となり行為に参加しているものです。
被害者意識を持っている人の言葉づかいを聞くと、「あの人が私を苦しませた」
「誰それにあんなことをされたから、私はこうなった」「夫は私が外へ出るのを許さないんです」などと、ものごとを他人のせいにして自分は被害者にすぎないかのように言うことが多いものです。
このような言葉づかいをしていると、無意識のうちに、自分は何の力もない被害者であることを肯定してしまいがちです。
自分は、被害者になる必要がないことを学びましょう。
どんな言葉づかいをしているのか注意してみましょう。
「自分は苦しかった」「誰それはああいうことをするけれど、私はこうする」
「夫は私が外へ出るのをイヤがるかもしれないが、私は、どうにかして夫も自分も
納得できるよう話しあいを進めていきたい」など、自己の力を肯定する方向に進み、
被害者意識を売りものにするのはやめましょう。