「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
4月2日
相手の言動や態度を記録しない
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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記録カードをつけることについて考えてみましょう。
いろいろな人間関係で、無意識のうちにお互いの言動や態度を記録している場合がありま
す。「私はあなたにこれをしてあげたのに、あれもしてあげたのに」と相手にしてあげたこ
とを教えあげ、相手から助けが同等に返ってこないと、ひそかに相手を非難し被害者意識に
かられたりします。
また反対に、相手がおかした罪を記録カードにつける場合もあります。
「あの人は頼んだことをしてくれなかった」
「冷たいことを三回言った」
「誘ってくれなかった」とか、詳細に相手のミスをつらねて、怒りを積み重ねていく場合で
す。
もちろん全体的に見ていつも一方通行で、自分は相手にいろんなことをしてあげるのに、相
手からは何も返ってこない場合は、その人間関係をもう一度考え直す必要があります。
とはいえ、いちいち記録をつけて、どちらが多い少ないといじいじして生きるのはやめまし
ょう。
言動や態度を記録をするのは、相手が何か良いことを、自分や他人や社会にしたときだけに
しましょう。