「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
2月12日
自己犠牲をやめる
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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共依存の人、機能不全な家族に育った人、心の傷を受けて育った人の特徴をもう一度調べてみて、その回復へと着実に向かっていきましょう。
共依存の人やACの人は、自らを犠牲にして他人の世話をしたり、助けたりする傾向があります。
その行動の隠れた動機は相手に感謝されたい、必要と思われたい、大切な存在だと思われたいなど、自分の自尊心のなさ、自己価値観の低さを埋める試みだったりします。
自分は相手にとってなくてはならない存在であるという思いこみにとりつかれて、必死に相手を助けようとしますが、相手の飢餓感には底がありません。
感謝されたいと思ってどれほどやっても、報酬は返ってこないのです。
自尊心や自己価値観が上がるどころか、ますます下がってしまいます。
自分は相手に愛情を与えているつもりかもしれませんが、相手のとるべき責任を自分がとってしまうので、相手をますます無責任にしているにすぎません。
不必要な自己犠牲はやめて自分を大切にしましょう。
他人の世話をする前に、自分の世話がちゃんとできているか確かめてみましょう。