「児童虐待死を考える緊急集会 報告」
【日時】 2018年6月10日 15:00~20:30
【会場】:アコア 夕食(弁当500円)【参加者】:大人5名子供2名
【目的】:「議員に届ける市民の意見を集める」
~皆様から頂いたご意見~
・国連の子供権利条約を採択した国であるなら子どもの権利を最優先にした法整備を。 例えば、虐待が判明した場合の親権停止。←「親権」って何?監護権との違い
・虐待問題に疎い公務員に虐待サバイバー支援団体の人員を配置。民間団体の活用を!
・予算と人員の増強によって、子どもに手厚いケアを。
・子供のころから「何が虐待に該当するのか」教育を通して子供に周知し、
子どもが虐待被害を認識し、SOSを発信しやすくする。
・保護者だけでなく子ども自身に自分の権利について知る機会を。
・保育園・幼稚園などで子どもの権利・虐待・性暴力などについて学ぶ)
・親権停止を執行するフローの確立
・保育園・幼稚園+児童養護施設÷2のような民間でできる子ども民泊のようなもの
←こどもシェルターの手前で利用できる場、若者フリースペース、シニアの活用
・児相職員のケア
←(ストレスの多い職員の方にトラウマケアのための瞑想会参加への呼びかけ)
・189をもっと広く普及させる
←児相って何なの。どんなことをしているの?189するとどうなるの?
・児相の常勤弁護士配属を全国に(例:名古屋、福岡)
・アコアで一日または短時間の預かりをするのは?
←フリースペース
・自民と議員の意識改革・・・子どもの権利条約の浸透・実践、
・成功例を取り入れる。海外のモデルケースに学ぶ
・当事者・経験者などの人資源活用
虐待サバイバーを研修し、サポートスタッフに雇用。
・モノではなく人にお金を使い雇用+サービス向上、経済回復
・こどもの自主判断での診察は保険証やお金がなくても受信可能にする
・虐待と人権の認識、中学1年で改めて指導
・”虐待は隠される”ことを前提に!
・全国統一・・警察との連携
←「6か月間の見守り対象(6か月間以内の通報の有無)」 では不十分では?
★児相の透明性、公開性の向上、基準の明確化。データベース管理。
←児相への信頼性の欠如が通報履行を邪魔している。児相への信頼性を高める必要。
・児相の所長権限が強すぎる?
★親を孤立させない
・ひとり親でも安心して暮らせる
←自分が暴力を受けていなくても、こどもが虐待に遭っている場合は
こどもだけ引き取られたり引き離されず、こどもと一緒にシェルターに
入れるようになるといい
・「隠す、ごまかす」「SOSを出さない」「自覚がない」のが虐待の特徴
育児ノイローゼや厳しく叱りすぎたりする母親が深刻化しないよう、
虐待の定義と行動基準だけ押し付けるのではなく、安心させることも重要
・加害者の隔離
←現状は被害者の保護とともに、被害者が環境を変えることを余儀なくされる、が、
それは被害者にとってさらなる負担がかかる。
加害者が保護され被害者は環境を変えずに済めばいい
・「引き離し+施設収容」だけではなく、在宅でサポートを受けられる体制
←母親の不安から抵抗が生まれる
・2択ではなく、その人・その家族が望む在り方やニーズを聴く。
個々のニーズに合ったサポート
・社会的構造、制度的問題の明確化、周知、改善。
・意識改革、啓発、啓蒙 ←人権を守り人権を大切にする文化
・個の在り方・家族の在り方の多様性の尊重
←暴力はダメ・・何が暴力か何が虐待か基準の見直し
例:ベジタリアンやワクチン拒否は虐待?
・性教育と人権についての勉強会の定期開催
・にじいろCAPさんを全校に派遣し研修をするようにしてもらいたい
←市や教育委員会に請願?
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【決定事項】 団体発足 団体名「みんなで虐待死ゼロ@福岡」
(議員、弁護士、NPO団体、当事者達のネットワークを作って
市民アクションができればいい)
以上