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自己責任―変容への鍵⑥ ~ハートの声を聴くとは (マンガラのエッセイ)

自己責任―変容への鍵 (マンガラのエッセイ)

マンガラ・ビルソン
http://mangalajapan.com/profile

~ハートの声を聞くとは、自分の感じている真実に責任をとること~

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◆ハートの声を聞くとは
 
 それでは、日常生活において、このことは実際に何を意味するのでしょうか。

 本質的には、頭からハートに移るということです。


身についた安全な行動から、真実を生きる危険のなかへと
移っていくということです。

それはたしかに危険なので、私たちのほとんどは、
実際、そうせざるを得なくなるまでそうしようとしません。

今まで、善良で、愛に満ちた人であろうと努力してきた、
それが、あまりに苦しくて、もう続けることはできないという地点に至る。

それは罪悪感と怒りの板ばさみの地点です。


もしもすべきことをしなければ、罪悪感を感じるし、すれば怒りになる、
そして期待したものが得られなければ、他人を責めることになる。


こうした地点で、
反動から、
「もう誰にも何も与えまい」と決意することもあるでしょう。

というのも、
誰も自分に感謝してくれないし、見返りに何も得られないとなったら、
いったい何の意味があるのか、というわけです。


けれどもそうなると、
怒りからハートを閉ざしてしまうことになり、
苦々しい愛のない人生を送ることになってしまうでしょう。

あるいは、この地点で
『自己責任』という課題に直面することになるのです。




自己責任を取るための第一歩は、
誰も自分の期待を満たす義務はない、という
単純な真実を認めることを意味します。


それは、自分の問題なのです。

もしも注意深く見るならば、
どれほどの期待が、ありのままの現実を見ることを邪魔しているか、
気づくことができるでしょう。


ある意味で、私たちが期待したものと、
実際に得るもの・起こることのあいだには、必ずギャップがあります。

それは必然的なことであり、たんなる事実です。


期待は、頭の中の観念にすぎません。

期待があればあるほど、
あるがままの存在を見て、それに感謝することは難しくなるでしょう。


そしてほとんどの場合、
抱いた期待が満たされないと、気分が悪くなるのです。


これが分かると、
期待なしに、見返りなしに何かを与えたり愛したりすることが
どういうことなのかを 見始めます。



これは自分のことをまったく考慮に入れない
マザー・テレサのような人になるということではありません。

それはたぐいまれな魂にとっては真実の生き方でしょうが、
大多数の人たちにとっては、
利己的な殉教者となってエゴを満たそうとするという、
教わった役割を自分に押しつける古い生き方のくり返しにすぎないでしょう。


そうではなく、

どうすべきか、すべきでないか という観念を 脇にどけ、

自分のハートにとっての真実を見つめ、無条件に、

どんな見返りも期待しないで、

そこから与えたり、それを分かち合ったりする用意をする。

そして、その結果に責任を取る準備をする ということです。





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