マンガラ・ビルソン
http://mangalajapan.com/profile
~ハートの声を聞くとは、自分の感じている真実に責任をとること~
*・゜゚・*:.。..。.:*・:.。. .。.:*・゜゚・*
◆自己責任と無責任
この最後の部分はよく誤解されますが、
他人のことや、結果を考慮しないで好きなことをするのは、
自己責任ではなく、無責任です。
自分のために責任を取るということは、
自分のために責任を取るということは、
他人に対する影響や、その結果に十分意識を持ちつつ、
自分にとっての真実を見つめるということなのです。
例をあげてみましょう。
ある週末、妹が引っ越しをすることになり、あなたはその手伝いをする約束をしたとしましょう。
ところが数日前になって、同じ日に、あなたが何年も前からやりたいと思っていたことに誘われたとしましょう。
それは、めったにないチャンスです。
もしも約束をしたからという理由で予定どおり引っ越しを手伝えば、おそらく、ほんとうはしたいことがあったのに、という思いにさいなまれることでしょう。
手伝うという名目で動いてはいても、不機嫌で、うわのそらでそこにいることになるでしょう。
そして、心のどこかで自分が払った犠牲に対して、妹に念入りに感謝してもらいたがることでしょう。
けれどもそうなると妹も妹で、あなたは実は手伝いをしたいわけではないということを察しないわけにはいかず、たぶん心からありがたいとは思えないでしょう。
こうした場合、あなたは、ふたりの関係にひびが入るような、長く尾を引く悪感情を持つことになりかねません。
その代わりに、手伝うという約束を破って、自分のしたいことをしたならば、罪悪感に悩まされ、妹のことが気になって、自分のしていることを楽しめないかもしれません。
そしてあなたの罪の意識ゆえに、妹は間違いなくあなたのしたことを責めるでしょう。
罪悪感と非難は、つねに表裏一体です。
それは実際、同じエネルギーのふたつの極なのです。
ですからこうした状況では、どちらにしても、あなたには勝ち目はありません。
こうした膠着状態から抜け出す唯一の方法が、自己責任です。
自分にとっての真実は何かを見て取り、その結果に全面的に責任を取ること。
この状況において、あなたは結局自分のしたかったことを選ぶかもしれません。
けれどもそのとき、それは妹の気に入らないだろうということ、そして彼女が腹を立てるのも無理はないということを視野に含めつつ、そうするのです。
そして、こうなったからには、今後自分が何かを頼んでも、妹はその約束を果たさないかもしれないということを受け入れるということでもあります。
そしてこういったことを見据えつつも、これがこの状況においての自分の正直な気持ちだということを認めるのです。
そうなったとき、罪悪感はありません。
そしてあなたがクリアでクリーンなかたちで状況を説明したとき、妹はやはり気に食わないだろうけれども、あなたにとっての真実を受け入れることができるかもしれません。
あるいは、こうした結果を考慮したあとで、あなたは、やはり約束どおり彼女の手伝いをすると決めるかもしれません。
けれどもそこには、怒りも期待もないでしょう。
ですから、あなたはどちらを選ぼうとも、クリーンでクリアなエネルギーでそうすることになります。
それこそ、つねに、自己責任がもたらしてくれる成果なのです。
ある週末、妹が引っ越しをすることになり、あなたはその手伝いをする約束をしたとしましょう。
ところが数日前になって、同じ日に、あなたが何年も前からやりたいと思っていたことに誘われたとしましょう。
それは、めったにないチャンスです。
もしも約束をしたからという理由で予定どおり引っ越しを手伝えば、おそらく、ほんとうはしたいことがあったのに、という思いにさいなまれることでしょう。
手伝うという名目で動いてはいても、不機嫌で、うわのそらでそこにいることになるでしょう。
そして、心のどこかで自分が払った犠牲に対して、妹に念入りに感謝してもらいたがることでしょう。
けれどもそうなると妹も妹で、あなたは実は手伝いをしたいわけではないということを察しないわけにはいかず、たぶん心からありがたいとは思えないでしょう。
こうした場合、あなたは、ふたりの関係にひびが入るような、長く尾を引く悪感情を持つことになりかねません。
その代わりに、手伝うという約束を破って、自分のしたいことをしたならば、罪悪感に悩まされ、妹のことが気になって、自分のしていることを楽しめないかもしれません。
そしてあなたの罪の意識ゆえに、妹は間違いなくあなたのしたことを責めるでしょう。
罪悪感と非難は、つねに表裏一体です。
それは実際、同じエネルギーのふたつの極なのです。
ですからこうした状況では、どちらにしても、あなたには勝ち目はありません。
こうした膠着状態から抜け出す唯一の方法が、自己責任です。
自分にとっての真実は何かを見て取り、その結果に全面的に責任を取ること。
この状況において、あなたは結局自分のしたかったことを選ぶかもしれません。
けれどもそのとき、それは妹の気に入らないだろうということ、そして彼女が腹を立てるのも無理はないということを視野に含めつつ、そうするのです。
そして、こうなったからには、今後自分が何かを頼んでも、妹はその約束を果たさないかもしれないということを受け入れるということでもあります。
そしてこういったことを見据えつつも、これがこの状況においての自分の正直な気持ちだということを認めるのです。
そうなったとき、罪悪感はありません。
そしてあなたがクリアでクリーンなかたちで状況を説明したとき、妹はやはり気に食わないだろうけれども、あなたにとっての真実を受け入れることができるかもしれません。
あるいは、こうした結果を考慮したあとで、あなたは、やはり約束どおり彼女の手伝いをすると決めるかもしれません。
けれどもそこには、怒りも期待もないでしょう。
ですから、あなたはどちらを選ぼうとも、クリーンでクリアなエネルギーでそうすることになります。
それこそ、つねに、自己責任がもたらしてくれる成果なのです。