アコアのブログ

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自己責任 変容への鍵② 信念体系のルーツ (マンガラのエッセイ)

自己責任―変容への鍵 (マンガラのエッセイ)

♥︎マンガラ・ビルソン
http://mangalajapan.com/profile

~ハートの声を聞くとは、自分の感じている真実に責任をとること~

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◆信念体系のルーツ◆
 
私たちは生まれたときから、どのようにふるまうべきかを
親やまわりの人から学んでいきます。

私たちはこうしたことを、喜んで、すぐにし始めます。
というのも、それによって、欲求や欲望を満たすことができるわけですから。

それにはまさに、サバイバルの(生き残りを賭けた)問題です。


世話をしてくれている人を喜ばせなければ、
愛や食べ物、そして生きるのに必要なものを得られないかもしれないのですから。

そこで身についた行動様式は、大人になっても続きます。


欲しいものというのが、
認められることであろうと、愛であろうと、アイスクリームであろうと、
変わりはありません。

大人になっても、世間や家庭にふさわしい公認された行動というプログラムは、
私たちの安全を保障してくれる基本的な様式なのです。

そして特に、日本のような社会では、
人から「浮く」ことや、「つまはじき」にされることは、
もっとも大きな恐怖のひとつでしょう。

他の人と同じでなくては、という、
非常に大きな無言のプレッシャーがある。

それはつまり、認められた基準にしたがって行動すべきだ・・ということです。



みんなが自分をわきまえ、どのようにふるまうべきかを心得ているという状態は、
社会が秩序を保ち、円滑に機能するためには、良いことでしょう。

けれども、自分自身を知り、自分を敬うという点から見れば、それは致命的です。

自分自身を知り、敬うことによってのみ、
本当の自分を発見し、個としての自己へと成長していけるのですから。



私たちが、社会の歯車のひとつであることに満足しているあいだは、
社会に受け入れられ、適応するということが最優先事項であることに
何の問題もありません。

けれども、いったんそれでは十分ではなくなり、
私たちの内なる存在が自然に進化していく過程において、
そのように制限され、条件づけられた生き方に不満を感じると、
自己責任の課題が、頭をもたげ始めるのです。

それは決意というよりは、
意識のある地点において、必然的に起こってくることです。


自分が本当に感じていることにチューニングを合わせて
自分自身のハートの声に耳を傾け始めると、

「自分の深い真実に基づいた行動をしない時」に現れてくる、
ネガティブなフィーリングを無視することが、どんどん難しくなってくるのです。


そんなとき、「条件づけされたマインド」は、
したくないことをすることに気が進まなかったり、
恨みや怒りを感じてしまう自分を受け入れることができず、
自分はどこかおかしいに違いない・・とささやきます。


そうなると、私たちは罪の意識から、
そうしたフィーリングを抑圧して「こうすべきだと考えるやり方」で行動しなくてはと、自分にむち打ったりもするでしょう。

これは実際、不愉快な地点であり、
ある意味で人生において選択を強いられるような地点です。

そして、これはたくさんの日本の人が今、直面している状況でもあるでしょう。



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