「心の傷を癒すカウンセリング366日」(今日一日のアファメーション)西尾和美より
3月11日
積極的に聞く
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自分は生きるのに、あたいする人間です。
自分は、自分のままでいいのです。
自分は愛するに、あたいする人間です。
自分は、自分の居所をつくっていいのです。
自分を、うんと好きになります。
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積極的に聞く練習をしましょう。
しゃべる前に聞く、という練習をしましょう。聞くことは話すことの二倍くらいにして、
ちょうどいいくらいです。
話をしているとき、相手の話を本当に聞くよりも、自分が次に何を言おうかと自分の考え
で頭がいっぱいになっていることがよくあります。また、特定のポイントにとらわれて、
そんなことはないと反論に忙しく、相手が何を言おうとしているかわからなくなってしま
うこともあります。
話し手の顔の表情、声の質、話の内容など、よく注目して聞くようにしましょう。
聞いたあと、理解したことを反復してみましょう。
弁解したり、反論したりしないで、たとえば、「~というのは、あなたは私の断り方が冷たかったと言っているわけですね。間違って受け取るのを避けたいので、確認させてください」と反復してみましょう。
これはとくに、話題が感情的な問題の場合に、役に立つコミュニケーション技術です。
次に「冷たく断られたとき、心にグサッときたでしょうね」と、相手の身になって察し、感情移入をします。いったんこれができると、相手は「わかってもらえた」という気がしますから、防御的にも攻撃的にもならないで、本当のコミュニケーションができる可能性が出てきます。