今日の回復クラスは
暴力、DVについて。
久しぶりの仲間も参加してくださり、
4人で、改めて理解を深め、シェアをしました。
権力(パワー)、支配(コントロール)、暴力。
暴力の種類や質、影響。
虐待を受けてきた仲間達との勉強会は、
当事者ならではの目線、体験、気づき、
二次被害とも言える周囲の無理解や心ない言葉の対処なども分かち合えます。
このクラスの意図は、自分達の回復=成長。
そして、暴力の連鎖を止め、ひとりひとりが大切に扱われる安心安全な社会になるためにも
当事者である私たちが不完全な関わりと健全な関わりの違いをしっかりと理解し、伝え続けていくことだろうと考えています。
社会から刷り込まれる条件付けは、いつのまにか私たちに浸透し、私たちを洗脳し、間接的な暴力を許容させてしまいます。
例えば、被害者に寄り添うことより
被害に遭わないようにしなかった彼女ら彼らを
責めたくなる感覚も、洗脳だろうと思います。
悪いのは加害者です。暴力という手段を選ぶ人の行動を咎めるべきです。
虐待だとか、DVだとか、大袈裟だ。という声もまだまだ聴こえてきますが、そんな事は虐待やDVがなくなってから言ってほしいです。
声を上げて守ってくれる大人がいないから、見過ごしてああるから、こんな虐待社会が存在してるんでしょう。
虐待だとかDVだとか、疑われようもないほど
温かくて笑いに満ちた、安全で安心できる優しい触れ合い・関わり合いが溢れてから言ってほしいです。
私の育った家庭も揉め事が多く、暴力があり、話し合いは成立せず、家族メンバーは深刻で分かち合いができない秘密を抱えていました。
大人になった私は、自覚し、きちんとケアをし、勉強をしました。今の私の家族の関係性は、私が育った家庭とは真逆です。オープンで朗らかで信頼し合えて、朝まで語り合えるし、ハグもできるし、食卓も最高に楽しいです。嫌がらせもありません。
同じスペースにいる誰かが1人で声を殺して泣いていたり、暴力を振るわれたまま放置なんて、あり得ません。
話の聴き方、交流のパターン、出来事の認知、感情との付き合い方、情報共有、アサーション。
暴力について、尊重について。等、家族メンバーみんなで勉強するのはオススメです。
(6月7月は無料イベントとして
家族の回復プログラムを開催しています。
ご興味ある方は是非この機会に体験されてみてください。楽しい家族を構築していきましょう。)
次回の回復クラスも木曜午後、
「認知行動療法」「意識と無意識」の予定です。
ご興味ある方はご連絡ください。
npoacoa@gmail.com