一昨年に 私たちアコア福岡も取材を受けた番組です
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【塀の中の摂食障害】女子刑務所の患者増加～彼女たちはなぜ万引きを繰り返すのか(江川紹子) - Y!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20170816-00074370/
この番組のなかで、
退所する娘さんを引き取ることになる親御さんの不安そうな？なんとなく迷惑そうな？重たい表情が映し出されて、
録画を一緒に観ていたアコア仲間たちみんなで「あの場面は悲しくなるね 」と話しました。
ツイッターで拾った Yahoo!ニュースの江川紹子さんの記事で久しぶりに見て、
あの時の 胸が締め付けられるような気持ちを
思い出しました。
そして先日は、
摂食障害を抱えていらっしゃるという女性からアコアの自助ミーティングに関するお問い合わせがありました。
退所されたばかりの方で、保護司の方にここ(アコア)を教えてもらったとのことでした。
保護司の方も、かけてくださった仲間も、
ありがとうございます。
…繋がりたいです。
ほんとうに心から繋がりたい と願っています。
人との関わりで傷んだ心や身体は
やはり人との関わりのなかで癒されていくものだと思います。
どうにもできない孤独の痛みや 心の傷みを、
同じように一人きりで味わってきた仲間たちと繋がって、
「安全」や「親しさ」という質のなかで、一息ついて、寛いでほしいです。
ハートからの行動ではなく、
「義務」や「責任感」だけで振る舞うことは、体も心も緊張してしまい、自責もしやすくなるし、、限界がありますよね。
みんなわかっていることでしょうが、
やはり、
一人きりでの回復や更生は 難しいのです。
(もちろん、絶対ない とは言えないけれど、
回復した人 ほとんどの人には、なんらかの出会いが起こったはずです。)
根本治癒できていない心の傷 (トラウマやグリーフ)は、地雷のようなもの。
自分たちの意思など無視して、ふとした刺激に勝手に反応してしまうのだから、
そんなきっかけから、また症状が再発して、
同じ繰り返しになってしまうのでは？と、
本人が不安になるのは全く不思議ではない。
本人こそが
一番わかってらっしゃると思います。
予期不安を抱えた日々はしんどいです。
'シラフのアル中'みたいに、
今は飲んでなくても、
「後で飲むかも、明日は飲んでしまうかも、いつかまたスリップしてしまうかも」と、
断酒してても お酒のことばかり考えてしまうような、常に不安な状態でいたら、そのストレスから 爆発や破綻が起こるのも自然なこと。
とくに
摂食障害の場合は、
食べ物と離れることは出来ないので、
食べ物を目の前にして パニックになることも当然起こります。
安心して 食べられるようになるには、
内側のケア、寛ぎと癒しが必要です。
医療の現場に もっとセラピーが導入されたらよいのになぁ ……
たどり着いてほしいです
繋がれますように
love
