アコアのブログ

暴力あるいは暴力の影響を受けた女性たちの回復支援/当事者団体(福岡市) NPO法人アコアのブログ                        自助グループMTG /カタルシス瞑想会 / ARTプロジェクト/Dance WorkShop / 女性のための福祉サービス自立訓練(生活訓練)事業所「アミーガ」(藤崎)

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転載: 今一生のブログ■自助グループもつらい人は僕の講演会へカモン!

虐待を防止する全国ツアー

福岡は11/11開催です
★福岡市の後援を頂きました
★託児あります

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絶賛受付中(^^)
お申し込みはお早めにお願いします

■お問い合わせ、お申し込みはこちら
担当杉山佐和子:
wildswan0312@gmail.com
090-9570-7702
お名前、ご年齢、上記参加要項をお伝えください。

※お子様連れの方へ
同館併設のキッズルーム託児施設有り。
当イベントの女性スタッフがお子様を大切にお預かりします。安心してお越しください。

★ふくおかac佐和子のblog
https://blogs.yahoo.co.jp/wildswan0312

★今一生さんとはこんな人
https://blogs.yahoo.co.jp/wildswan0312/40450220.html

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以下は 今さんのブログより
一足先に開催された関西のイベント報告記事を転載です
http://con-isshow.blogspot.jp/2017/10/comeon-kouenkai2017.html?m=1

自助グループもつらい人は僕の講演会へカモン!

 親から虐待された100名が書いた本『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(Create Media編/dZERO刊)の編著者として、不肖・今一生は子ども虐待防止を訴える講演会「親への手紙 全国ツアー」に繰り出し始めた。

 さっそく向かった先は、関西。
 10月7日に神戸、8日に大津、9日に大阪で、子ども虐待に関する講演を行った。

 もっとも、このツアーでは、講演の参加者のみなさんと一緒に、講演終了後にオフ会と称して喫茶店でラフなお話をする。
 盛り上がれば、そのまま飲み会に突入。

 というわけで、神戸・大津・大阪の3日連続で、講演会に主催・参加した地元市民の方々と一緒に和気あいあいと飲みまくっていた。

 しかも、大阪では、9月に52歳の誕生日を迎えた僕のために、バースデーケーキまで準備してもらっていて、熱い感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。

 こうした歓迎的なムードの中で、僕は関西のみなさんに教えられたことがある。
 それは、講演会の開催を通じて、その土地で生きづらい思いを抱えている市民どうしがつながり合うってこと。

 講演会はそのためのチャンスメイクであり、僕自身をダシに同じつらさをもつ市民どうしが集まれるきっかけになることが何もよりも大事なんだ。

 僕のラフなキャラを毎週金曜夜9時からのツイキャスtwitter、本、イベント動画などでご存知の方なら、僕の講演会が偉い先生のようなものでないことは容易に察しがつくだろう。

 もちろん、講演で引用する資料や画像は現実にあるものだし、真面目な話もするけれど、僕が話すことは、偉い先生や著名人、識者などが語る内容とはまるで違っていて、キレイゴトは一切ない。

 残酷な現実をふまえたうえで、その現実に対する具体的な解決を提案する。
 それも「べき論」ではなく、すでに実現されているけれど多くの人に知られていない事例を元に、僕らが目指せる社会の姿をはっきり見せ、そのうえで聴衆の選択を問う。

 要するに、僕らが今、社会の仕組みの古さ・ダメさによって割りを食っている現実のおかしさを示しつつ、この社会をもっと面白く楽しく生きやすい場所へ変えられる方法を示すのが、僕の講演会の特徴なのだ。

 だから、「トークライブ」ぐらい軽いイベントタイトルでもいいのだけど、シリアスな題材を扱ってるため、あえて「講演会」にしてる。
 そして、シリアスな現実の話をするからこそ、楽しいオフ会+飲み会をセットにしているのだ。

 というのも、既存の講演会や、えらい先生たちがやってるイベントには、終了後にオフ会がないし、アフター・パーティがあっても「個人的」で「つらい話」を話せる場所にはならないからだ。

 さらに言えば、日常的に参加できるはずの自助グループや当事者会でも、「まじめな良い子」を求められて孤立する人が珍しくない。

 僕自身、自助グループに参加したことがあるけど、「リストカットがやめられない」と参加者が泣きながら告白すれば他の参加者も思わず目頭が熱くなるが、べつの女性が「風俗で働くことがやめられずにつらい」と言った途端にその場の雰囲気が凍りつく。

 自助グループを主宰しているカウンセラーの表情も、しらーっとしてしまい、そのあとでは「違法薬物をやめられないでつらい」とか、「援助交際をしなけりゃ暮らせない生活はもう嫌だ」とか、「ロリコンの自分が嫌いだけどやめられない」なんて話は、とても言い出せなくなる。

 つまり、臨床心理でも、精神医学でも、「倫理に反する」と周囲から思われた経験の持ち主は、同情も共感もされず、むしろ「何こいつ」という侮蔑のまなざしを受ける他になくなるのだ。

 しかし、親から虐待されて育った当事者の中には、親を殺して少年院に行くしかなかった人もいれば、援助交際をさんざんやってしまった過去を持つ人もいるし、盗癖や違法麻薬に手を出した自分を責めるばかりだったり、きょうだい児など家族を巻き込んでつらいままでいるなど、誰に言えない「黒歴史」を一人胸の中で抱えたまま苦しんでる人たちが珍しくない。

 それを当事者の個人的資質の問題のように責めるまなざしを向け、自助グループまでが「まじめな良い子」であってほしいと期待するなら、それは学校や勤務先と同じ場所になってしまうし、同時に学校や勤務先という社会がもつおかしさを疑わない場所になってしまう。

 医療や福祉は本来、学校と同じような「まじめで良い子」を求める仕事ではない。
 むしろ、「まじめ」や「良い子」を問われない場所として機能しなければ、人間を対等に扱うことができないのが、医療や福祉の基本理念なのだ。
 これを理解できない人が医療や福祉の仕事をすれば、弱者を支援することがそのまま支配になってしまう。

 僕の講演会+オフ会+飲み会では、みんな気軽に自分の黒歴史を語り、笑い、「あるある」とうなづき合い、お互いの不幸を面白がる。
 同情なんて、誰も求めない。
 くわしい話をしなくても、ピンとくる。
 だから、何も言いたくなければ、ずっと黙ってもいられるし、閉じた口をわざわざ開かせる人もいない。

 そういう自由なコミュニケーションを実現し、お互いに支配されない関係を築けるチャンスは、ありそうで、無いものだ。
 だからこそ、地域の中で孤立してるぐらいだったら、「社会はみんな敵だ!」なんて思い込まず、遊びに来るぐらいのつもりで、僕の講演会に足を運んでほしい。



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