アコアのブログ

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自己責任―変容への鍵④ ~あるいは、人を責めるか (マンガラのエッセイ)

自己責任―変容への鍵 (マンガラのエッセイ)

マンガラ・ビルソン
http://mangalajapan.com/profile

~ハートの声を聞くとは、自分の感じている真実に責任をとること~

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◆あるいは、人を責めるか…
 

こうした進化の段階において、人を責めるということもあるでしょう。

感じていることに対し、自分の代わりに、人を悪者にするのです。

「人がすべきことをしてくれないから、自分は怒っているのだ。」

気分が悪いのは、あの人のせいだ、あんなことをしたのだから」というわけです。


あるいは、もっともよくあるのは、
人が自分の期待を満たしてくれなかった・・と
いうことでしょう。

この戦略は、往々にして、かなりきつい独善的な考えとともにやってきます。

「自分はすべきことをしている良い伴侶や親、良い部下等々なのに、相手が自分を認めてくれない」とか「見返りにしてほしいと思っていることをしてくれない」
というわけです。



けれども、このことをもう少し深く見たならば、自分の良いふるまいや行為は、『契約に基づいている』ということが見えてくるでしょう。

「もしもあなたが私に対して良い夫でいてくれて、私の思いどおりにふるまってくれるならば、私はよい妻でいましょう」というわけです。

あるいは

「あなたに優しく、思いやりをもって私に接してもらいたいから、あなたに優しくしましょう」ということかもしれません。



こういったたぐいの良い行動には、必ず落とし穴があります。


それは期待であり、欲望なのですから。


こうした行動は、クリーンな、無条件のものではありません。


何かを返してもらいたがっているのですから。



そして、期待が満たされないと、相手を責めることになる・・

私は正しいことをしたのだから、
今度はあなたもそうすべきだ、契約を果たすべきだ・・というわけです。




◆愛に満ちた「ふるまい」は愛ではない◆
 
ほとんどの関係性は、こうした糸によって織られ、愛を疎外しています。

私たちは、愛に満ちたふるまいをすれば、
愛に満ちた存在になれると思いがちですが、それは本当ではありません。

愛に満ちたふるまいは、あくまでも「ふるまい」であって、
身につけた演技であり、愛とは何の関係もないのです。

子どものころに身に着けた、
自分を安全に保ち、欲しいものを手に入れるための行動様式を
たんに続けているだけであって、その行動はマインドからやってきています。


ほんとうに愛に満ちるためには、ハートの声を聞く必要があります。


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