こんにちは。アコアのikueです。
今日からアコアは営業開始です。メールのお返事もご予約受付も再開させていただいております。
ところで、昨年はわたしたちの大事な友人であり、アコアの理事である、
稀有な瞑想セラピストの赤崎ひとみさんが虹の橋を渡っていきました。
そのため、今年の新年は通年通りのお祝いは行いませんでした。
一緒にお祝いできないさみしさを味わいました。
すこし赤崎さんのことを書きます。
赤崎さんは若いころにインドのセラピーコミューンに10年滞在し、
そこで「アノシェ」という名前をもらい、私はアノシェと呼んでいましたが
アコアの仲間たちには「マダムA」として親しまれていました。
2月には7日間の「ストーム・メディテーション~感情の嵐のなかに立つ」という
瞑想ワークショップを開催し、
私たちが過去に凍結してしまった「怒り、悲しみ、恐怖、喜び」の4つの感情を
十分に味わいなおせる安全な場を用意してくれました。あんなカタルシス(感情発散)ができるワークショップは本当に貴重だったと思います。
例えれば、わたしたちの感情はひとつの同じ袋に入っているようなものなので、
いずれかの感情を感じないように袋の蓋を閉じていると、ほかの感情も表現することも
できなくなります。感じること・表現することへの恐れ、それができない怒りや悲しみ、それらも含めて袋に閉じ込めてしまう。
そうした「感情鈍麻」はトラウマの後遺症ともいえるものだとおもいます。
自傷行為や摂食障害などは、気持ち(感情)をを表現することと密接なかかわりがあると思っています。
「ストームメディテーション」では、
私たちが押さえつけてきたり、向き合ってこなかった感情が浄化されたわけですが、
私自身も、「恐怖」のワークがほんとしんどくて、自分が未だにこんなに恐怖を身体にため込んでいるのだと痛感できました。
アノシェの、どっしりとした、大きくて、あったかい存在に守られながら、すべての感情をクリーニングしたあとの、「喜び」のワーク(時間)は、もう信じられないほどの解放感に満ち溢れ、いやったー!!!!と大喜びでジャンプして笑顔満開の中閑たちとハイタッチまでして踊りまくりました。気持ちよかったし、より「今ここ」に居やすくなれたと思います。
アノシェのワークはもう開催できませんが、、
祭り女で、楽しいことが大好きで、どんなときもアコアの女性たちにハートからの
眼差しを注いでくれていた彼女ですから、
きっとこれからもアコアに遊びに来て、セラピューティックな仕掛けをしてくれるだろうと思います。
アコアハウスの1階の本棚の間に、アノシェの祭壇を用意しました。
彼女の石のコレクションや女神カードに合わせて編んだマクラメやブレスレットなどを飾っていますので、アコアに来た際には、みなさんも楽しんでください。
今年のアコアは『セラピーブックサロン』として一階を開放する日を設けます。
コロナなので少人数で予約制にはなりますが、回復に役立つ知識や情報を集めて、仲間とつながりながら、支えあいながら、より良い明日を創っていけるように、
環境整備をしていきます。
法人としては、障碍者雇用のことも調べて、様々な業務をお手伝いしてくれるスタッフ
も募集したいと考えています。労務の手続きには時間を要すると思われるため、
それまでの間も、アコアハウスの管理人、お掃除スタッフ、ブログ更新その他もろもろの業務のボランティアも随時募集していきます。お手伝いしてくださる方がいらしたらご連絡ください。(2階ベランダにアコアの看板を取り付け中です!)
3月までの事業として「当事者メディア」の動画撮影、編集、youtubeチャンネル公開
準備も頑張ってます。こちらの報告はまたあらためて。
では、みなさま、どうぞ体調におきをつけて暖かくおすごしください。
(のんびり行こうね。)