カウンセリングを受けている方も
講座で勉強中の方も
自助グループ仲間も、
皆に役立つ 回復の過程 で必要となる知識のひとつだと思います。
逆に言えば、この知識(考え方)を理解して自分の思考や感情と付き合っていられたなら「回復が必要となる状況・状態」にはならなかっただろうと思います。
▪「私たちは同一化しているすべてのものに支配（コントロール）される」
これはイタリアの精神科医 ロベルト アサジョーリ(サイコシンセシス)の言葉だそうです。
この同一化の説明を書いてくださっているブログがあります。↓
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/meta2ninnchi/entry-10608107873.html%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D
＊アサジョーリの情報はこちらの方が書いてくださっています。↓
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/7916/ps.html
▪心理学における「同一化」と「同一視」の定義と自我の防衛機制における「取り入れ」が最大限に高められた自我認識のあり方、防衛機制とは何か？Б
https://information-station.xyz/10576.html
こちらはフロイトの精神分析学などにおける心理学上の概念としての同一化（同一視、Identification）について。「防衛機制」についても書かれています。
自分のなかの「同一化」に気づけたなら、
その状態から抜け出すことが可能になります。
覚えやすい言葉としては、
・私＝感情ではない
・私＝思考ではない
・私＝問題ではない
言い換えると、例えば…
・私のなかには ～の 感情がある
・私の～の感情
・私のなかにある思考
・私は～という思考に捕らわれている
・私が今 抱えている問題
・私が解決したい問題
など。
問題と自分、
思考と自分、
感情と自分、
その他にも、他者と自分(自他の区別/境界線)を
分けて捉えられるようになると、
同一化による苦しみから離れて
自分の健康や他者との健全な関係を
保つことに繋がります。
「私は被害者である。しかし 被害者である自分＝自分の全て ではない。」
「私は失敗した。しかし失敗した私＝人生の失敗者 ではない。それが私の全て ではない。」
自分は～だ。あの人は～だ。などのラベリング、レッテル張り。ゼロか百か、オールグッドオールバッド などの「認知の歪み」とも関連していますね。
アダルトチルドレンが自分のなかの思い込みや決めつけに気づき、それを認める時には痛みを伴うことも多いです。
育った環境では学べなかった 健全な新しいコミュニケーションのパターンを習得する際には、トラウマケアも並行して行うことをお勧めします。
【NPO法人アコア】
アコアは「トラウマ」や「生きづらさ」を抱えた女性のための当事者による当事者支援団体です。
◆自助グループミーティング（AC・摂食障害・DV被害・性暴力と性虐待・グリーフ）
◆ひとり親グループ「ビオラ」
◆心の相談室（心理カウンセリング、催眠療法）
◆心の回復クラス（心理療法、アサーション、DVケア、傾聴レッスン等）
◆アクティブ瞑想会（カタルシス・発散浄化）◆その他イベント・WS・オープンサロン、虐待サバイバーの「たそがれ-ごはん会」、「らぶらぶ催眠WS」等
所在地：福岡市早良区曙2-6-21 心のケアハウスアコア
電話：080-5171-3501 092-985-5599
Mail：npoacoa@gmail.com
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