アコアのブログ

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5歳児の脳を損傷させた「DV夫婦」の末路

5歳児の脳を損傷させた「DV夫婦」の末路
https://lite.blogos.com/article/255354/

(以下一部抜粋です)



●DV目撃でなぜ視覚野は萎縮するのか

わたしがハーバード大学との共同で行った研究によると、子ども時代にDVを目撃して育った人は、脳の「視覚野」の一部で、夢や単語の認知などに関係した「舌状回(ぜつじょうかい)」と呼ばれる部分の容積が、正常な脳と比べ、平均しておよそ6%萎縮していた。

これは無意識下の適応とも考えられる。つまり、生き延びるために、脳はその形を自ら変えるのだ。視覚野が萎縮すると会話をする相手の表情が読み取れなくなり、コミュニケーションをとるさいに支障が出てしまう。子どもにとって大問題だ。


このように子ども自身に向けられた暴言や暴力でなくても、激しいいさかいを目撃することにより、体内にはストレスホルモンが分泌され、脳神経の発達が阻害されるのだ。

想像してみてほしい。子どもにとって大事な存在である両親が目の前で言い争っている。
例えば、父親が母親を頻繁に怒鳴りつけ、母親が父親の悪口を常に言い続けているような環境で、子どもが健やかに育つはずがない。

夫婦喧嘩と侮るなかれ。このような状況が継続される場合、子どもを一刻も早くマルトリートメントがある状況から救い出し、安心して暮らせる環境を整える必要がある。

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